三菱 アウトランダー 「比較評価：アウトランダーとヴァンガード 三菱車の好調の起爆剤となった感のあるアウトランダーは、海外ではシトロエンやプジョーのSUVのOEMとしても採用」のユーザーレビュー

比較評価：アウトランダーとヴァンガード 三菱車の好調の起爆剤となった感のあるアウトランダーは、海外ではシトロエンやプジョーのSUVのOEMとしても採用

2007.9.2

総評

比較評価：アウトランダーとヴァンガード
三菱車の好調の起爆剤となった感のあるアウトランダーは、海外ではシトロエンやプジョーのSUVのOEMとしても採用され、人気車の後出しジャンケンの好きなトヨタが黙って見ているはずが無いと思いましたがやはり1年間の観察をして迎撃ミサイルを出して来ましたね。名市場の好調を意識してか、国産・外車問わずＳＵＶが各社から連発されています。トヨタが明らかに北米市場意識のＳＵＶカテゴリーに、あくまでＲＡＶ4の高級版バリエーションという建前の位置付けで市場投入したヴァンガード（実際は廉価クルーガー、ぽいが）と、同ランクＳＵＶとして、冒頭に述べた、海外ブランドにＯＥＭ供給までされている三菱アウトランダーの比較評価です。アウトランダーはヴァンガードとほぼ、同価格帯、同等性能、同等馬力、の2.4 G 4WD　7人乗り、ヴァンガードは、7人乗り2.4 240S 4WD、にて比較してみます。なお、この比較に関してはどっちの勝ち！的な決め付けはしません。個々、デザインの好き嫌いや、メーカーへの偏見も有るかと思いますので、当方の中では、勿論結論は出ているものの、あえてどちらが買いと言い切りません。この評価ご覧になったうえで、お気に召された方が、きっと買いなクルマなのだと思います。

満足している点

装備の比較をしてみましょう。アウトランダーはヴァンガードに対して、ヴァンガードが、サスペンション（後）⇒ ダブルウイッシュボーンに対し、アウトランダーはマルチリンクになり、オンロードの限界能力で一歩抜きにでています 。又、土モノに強い三菱車にオフロード性能で、トヨタが及ぶ由もありません。快適性、豪華装備、質感以外のスタンス＜つまり、自動車としての具体的な性能面で＞では、トヨタは、三菱に一歩及びません。標準装備のオーディオはヴァンガードはＯＰです。ヴァンガードはタイヤも１インチ小さい17インチになり、タイヤも65扁平になる為、乗り心地は少しよく感じるかもしれませんが、小径ﾌﾞﾚｰｷになり結果ブレーキ性能も落ちてしまい、一般道路ﾚﾍﾞﾙで特にコーナリングの安定感、ハンドリングは桁違いです。高速域になるほど其の差は顕著に現れてきます。

不満な点

ヴァンガードは標準装備で①クルーズコントロールと、②TCS（トラクションコントロール）③ESC（横滑り防止装置）④サイドエアバッグ がついています。価格は、約2万円程高くなりますが、装備に比べ割安に感じます。排気量も同一の2400cc。後発の強みで、アウトランダーの弱点を一年程度掛かり研究しています。この手法は、トヨタが、＊初代ストリーム⇒ウイッシュ、＊ステップワゴン⇒ノア・ヴォクシー、を後発投入して、徹底的に競合市場に勝ちに行った手法、いわゆる：後だしジャンケンによる勝ち逃げ：っぽいと感じてしまいます。販売網の強さ、および　クルマの具体的な性能部分をしらないユーザーほど、残念なことにトヨタ車が選択される可能性は高いのです。　
　＊＊＊比較評価ですので、ヴァンガード編も書いています。宜しければご覧ください

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験