ﾒｰﾀｰ内のｶﾞｿﾘﾝｹﾞｰｼﾞについて

Question

H13年式ﾗﾝｻｰｾﾃﾞｨｱﾜｺﾞﾝ、ﾗﾘｰｱｰﾄｴﾃﾞｨｼｮﾝに乗っています。最近、ｶﾞｿﾘﾝ残量が1/4位でｶﾞｿﾘﾝ残量計が上がらなくなり、ｴﾝﾌﾟﾃｨｰﾗﾝﾌﾟも点灯します。先日ﾈｯﾄで検索すると同様の症状の方がおられ燃料ﾀﾝｸ内のｹﾞｰｼﾞﾕﾆｯﾄを交換して治ったとありましたので新品部品を購入し実行しました。2回給油するまではOKでしたが３回目の1/4時に同じ症状は再発しました。ｹﾞｰｼﾞﾕﾆｯﾄ交換後に再発となるとﾒｰﾀｰ内のﾕﾆｯﾄが原因かと思われますがﾒｰﾀｰﾕﾆｯﾄが45000円と高額になります。ﾕﾆｯﾄ交換以外安価にできる対策はないのでしょうか？この件で情報をお持ちの方は情報提供して頂ければ幸いです。
H13年7月 TA-CS5W 型式指定10836 類別区分0107 ﾗﾝｻｰｾﾃﾞｨｱﾜｺﾞﾝﾗﾘｰｱｰﾄｴﾃﾞｨｼｮﾝ ４AT ２WD

Answer 1

原因究明をせずに交換されたのですか...........三菱製とは縁の無かった私ですが、御参考までに以下を........

廉価に修理するには幾らかの投資と時間を要します。

燃料タンク内の液量センサー（センダユニット）はメーカー毎の特徴はありますが、基本はラジオの音量調整をするＶＲと同じの可変抵抗型です。

まず、もう１度センダユニットを外して→ＫｅｙＯＮ（始動は絶対にしない事）→センダユニットの可変アーム（先端に浮き子あり）を一杯下げた時に燃料残量計が最低を示しエムティランプが点灯すればＯＫ→同様、一杯に上げた時に最高を示しエムティランプは消灯すればＯＫ。次はメーターユニットの点検ですが、高校で使う程度のサーキットテスター（電圧/電流/抵抗が測定できる品でホムセンで３０００円くらい）で、っセンダユニットの可変アーム上下での抵抗を測定してください。例えば3Ωと70Ωであったとしますと......どこかでこの範囲に入る可変抵抗....例えば100Ωとか1ｋΩを入手し、テスターで計りながら3Ω（及び70Ω）の位置にセットしてセンダユニットの配線に接続して残量計が正常に動くかの確認。動かなければ、今度はセンダユニットから残量計裏側の配線の噛み込みや錆の導通点検（０Ωが理想ながら品質の良いテスターは0Ω以下の何がしかの低抵抗を示す場合も有りますが此れはＯＫ）。配線の導通抵抗が正常なら......残念ですが残量計Ａｓｓｙ交換です。まあ、汎用の電流計を入れても残量は把握可能ですが、見た目が＾＾；。

エムティランプのセンサーはセンダユニットに組み込まれていると思います。磁性体の浮き子がセンサーの感度内に位置すると直径３㎜長さ１５㎜程度のガラス管に入った接点が磁力で繋がってＯＮしてランプのマイナスコモン回路が接地して点灯すると言う簡素な回路です。銘柄によってはアーム支点部にスイッチを付けたのも有ります......落ち着いて観察されたら徐々に原理や作動が理解できると思います。

可変抵抗は回転型、棒状スライド型と色々ありヤオフク等の通販でも入手できますがセンダユニットの抵抗値の範囲をカバーできる事が重要です。容量があまりにも小さい電子基板用の半固定型は焼損しますので大きいほど良いのですが費用も掛かります。5Ｗ以上のホーロー型をお勧めします。

何か有りましたら、御遠慮なく質問を戴きたく＾＾；

質問者からのお礼コメント

非常に参考になりました！休日に実施してみます！ありがとうございました！！