ブーストコントローラーについて。

Question

HKSさんのEVC-Sを取り付けてもらったのですが
ブーコンをOFFにして走行するとブーストが明らかに低いです。

ランサー（CT9A）はブーコンOFFにしてもブーストが下がらないでしょと取り付けしてくれた
メカニックも言っていました。

元々ブーコン設定前はどんな乗り味なのか乗り比べてみようとしたらダメでした。

ブーコンOFFにしてからバッテリー外してリセットしないとダメでしょうか？

Answer 1

ブーストコントローラーを取り付けたということは、
ブースト圧の制御（アクチュエーターの制御）は
ブーコン付属のステッピングモーターで行うことになります。
つまり、純正のソレノイドバルブは殺してあります。
※HKSの場合はソレノイドバルブではなく
ステッピングモーターでアクチュエーターを制御します。

ブーコンをOFFにすると、ブーコンのステッピングモーターは仕事をしません。
すると、アクチュエーターはブーストを抑える方向で最大限の仕事をします。
排気ガスのバイパスバルブを目一杯開けてしまうのです。
排気ガスがタービンに当たる量が減るわけですから、ブーストがかかりません。

【参考までに、ブースト制御の仕組み】
ブースト圧の制御、つまり排気ガスがタービンにあたる量の調整は、
エキマニからタービンの間にあるバイパスバルブが開くことで
排気ガスをタービンに当てずに逃がしてやる量によって調整しています。

排気ガスのバイパスバルブの開閉量を制御しているのがアクチュエーターで、
アクチュエータを制御しているのがソレノイドバルブになります。
ソレノイドバルブを制御しているのはECUだったり、ブーコンになります。

アクチュエーターが動かなくて排気ガスのバイパスバルブが開かないと
タービンの限界まで（ブローするまで？）ブーストが上がることになります。

質問者からのお礼コメント

皆さん親切にありがとうございました、大変参考になりました。

Answer 2

>>ランサー（CT9A）はブーコンOFFにしてもブーストが下がらないでしょと取り付けしてくれたメカニックも言っていました。

メカニックと呼べる様な知識を持ち合わせていない方の様です。

>>元々ブーコン設定前はどんな乗り味なのか乗り比べてみようとしたらダメでした。

スイッチを切っても純正の制御へは戻りません。

私なら、純正に比べて、稚拙としか言い様がない制御しかでないブーコンなど付けません。

Answer 3

CT9Aの純正アクチュエータは制御無しの場合…
０．７～０．９で開く様に設定されています。

それを純正のソレノイドを使用して１．３程度に
過給圧を上昇させている訳です。

EVCの電源が入っていないと言う事は…
純正同様の制御すら行っていない状態になっています。

と言う事で…
EVCは常時ONにして使用する様にして下さい。

参考になれば幸いです。

Answer 4

純正でのブーストコントロールはタービンに付いているアクチュエーターをブースト圧によりコントロールしていてEVCはがONの時は通常ブーストを上げる方向に設定し、アクチュエーターに掛かる圧力を制御しているだけなのでOFFで有れば、それらの制御の介入をしないのでノーマルになります

バッテリーから外してもリセットはされないし、しても結果は同じはずなのでホース類の取付方法の再チェックが必要なのでは
でも各ホースが長くなった分制御の遅れが発生して圧が多少は下がるかもね・・・