ケンとメリのスカイラインて当時は爆発的な人気だったと聞きますが。 ですがケンメリスカイライン２０００ＧＴて歴代のスカイラインの中でも最も非力なスカイラインでしょう。

Question

当時はロータリーのサバンナＲＸ-３が最強で。その次がＤОＨＣのセリカ２０００ＧＴでしょう。１１７クーペとかギャランとかでもＤОＨＣで速かったのでしょう。
で当時のスカイラインは量産エンジンのОＨＣの非力なＬ２０エンジンだったのでしょう。しかもスカイライン自体がかならり肥大化して重かったでしょう。

ケンメリて当時のライバル車の中では一番どんくさいクルマだったのにどうして当時人気があったのですか。

Answer 1

その頃は暴走族の全盛期ですし、日本グランプリなどで人気があったのも日産車でした。
その頃の暴走車両の条件は、
・ネガティブキャンバー
・６気筒エンジン
・ソレックス、タコ足、デュアルマフラー

日産というのは、エンジンボーリングに余裕もあり、またアフターパーツも豊富で、暴走族の食指が向く条件が揃っていたのだと思います。

Answer 2

ケンメリは確かに遅かったです。
でもステータス性があり豪華なGTカーでした。6気筒エンジンでしたから高級感もありました。4気筒では決して味わえない静かさとなめらかさがあり、価格も高かったのでセリカやサバンナとの格の違いがありました。
工業製品としては優秀とは言い難いのですが商品としては大成功でした。また、GT-Rがあったことも人気のひとつです。

歌は下手だが売れる歌手がいるように、遅いとか速いとかは商品価値の一部分です。遅いを補って余りある魅力がケンメリは持ち合わせていたんです。国民的人気車であり多くの人の憧れの車でもありました。

ちなみに当時の最速は仰る通りサバンナRX-３でしたが次点はギャランGTOです。ちょっと前に生産中止になった車を含めると240ZGが最速になります。セリカLBはDOHCでも実はドン亀でした。カタログ値の145馬力は信憑性に欠けていたことから、トヨタは独自の馬力表示なんだろうと揶揄されたことから「トヨタ馬力」という言葉が生まれたのがこの頃です。
117は好き嫌いがはっきり出る車でありケンメリよりも高価でした。

車格や価格で見るとサバンナ・GTO・セリカは横並びですが、ケンメリはひとつ上であり117はさらに上です。

Answer 3

あのCMとCM曲の賜物でしょうな。
ケンとメリーのおかげと言って良いかも。。。
クルマに動力性能を求める人ばかりではありませんから。
https://www.youtube.com/watch?v=hNVEstbSw6Y

Answer 4

オイルショックに排ガス規制....と時代が悪かったですね
｢ウエーバー三連｣なんてのを知ってるヒトはL20を非力とは言いませんよ(もちろんキャブだけで速くなるワケではありませんが)
エンジェクションで一番精彩を欠いたのがL型エンジンでしたから

＞ケンメリて当時のライバル車の中では一番どんくさいクルマだったのにどうして当時人気があったのですか。
それこそイメージ戦略の賜物です
プリウスと一緒です