三菱 eKワゴン 「素足でデッキシューズを履くように……」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
4
走行性能
3
乗り心地
4
積載性
5
燃費
3
価格
5

素足でデッキシューズを履くように……

2022.6.23

年式
2019年3月〜モデル
総評
必要最小限にして必要最大限を確保した1台。普段使いにはちょうどよい大きさとパフォーマンスで、日常の足として、自然体で向き合える1台だ。それはまるで素足でデッキシューズを履いて買い物に行くような気軽さ、手軽さで、そういった軽自動車本来の魅力を十分に満たしている。
満足している点
収納面の使い勝手の良さでライバルを圧倒。この使い勝手の良さは一度経験すると他には戻れないほどだ。
不満な点
ややチープに見える内装。価格なりといえばそれまでだが、もう少しデザインを考えてほしいと感じた。
デザイン

4

個性的なEkクロスに対して、Ekワゴンは実にベーシックで優しい雰囲気のフロントマスク。ボディカラーにパステルカラーを用意するほか、明るい室内と相まって女性にターゲットを絞っていることが伺える。
走行性能

3

エンジンは全て自然吸気でマイルドハイブリッドの設定はない。パワー面ではやや物足りなさを覚えるものの、2人乗車に荷物程度なら問題はない。運転支援は充実しており、高速道路もラクラクだ。
乗り心地

4

やや硬めの乗り味だが、日常の脚として不満は少ない。コーナリング中のロールも少ないのも美質で、長距離乗っていても疲れは少ない。
積載性

5

リアシートがワンハンドで前後に動きラゲッジスペースが拡大できるのは◎。またFFモデルではラゲッジが二重底になっている。運転席や助手席のあちらこちらに小物入れが用意されているので、使い勝手はかなりよい。
燃費

3

WLTCモードで2WDが約21㎞/L、4WDが約18㎞/Lが公称値。2WDの実測値で街乗り17㎞と低めが出てしまったが、それは筆者がアクセルを踏みまくったためだろう。普段ハイパワーな車に乗っていたりすると、パワー不足を感じてアクセルをつい踏み込んでしまうのだ。
価格

5

価格は約130万円〜約155万円のあたりといったところ。オプションも安いので、乗り出し価格は200万円を少し超える程度だろうか。ライバルのダイハツ ミライースやスズキアルトとあまり変わらないか、少し安く手に入れられるだろう。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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