スペースギアに乗っている人に質問です。ホイール、タイヤはどのサイズを履いてますか？ タイヤの直径、幅の変更で燃費良くなりませんかね？

Answer 1

タイヤの直径や、幅で燃費は変わります。

ただ、悪くなる方には簡単に、極端に変わりますが、良くなる方向には極端に変わりにくい車だと思います。

直系を変えずに幅だけ少し細くして、ライトトラック仕様を履くのが対効果が高い車だと思いますし、実は純正でも業販グレードでだけその設定がある車両です。

しかしこれにしても一般販売グレード状態と比べると、大して燃費も変わらないのにやたらブレーキが利きにくく、正に運転が上手でブレーキなんて補助装置だと思っている様なプロの人間向きだとは思います。

私の車も業販用の10人乗で、最初はトラック用タイヤが付いていました。

2WDロング、ハイルーフで2.4Lガソリンエンジンです。

それでなくとも一番大きなボディで大人10人も詰め込まなければならないのに、非力なガソリン小排気量エンジン、過給機も無ければ、燃費の命でもある駆動輪の後輪は板バネの車です。

こんなんでは燃費は良い訳がありません。

まあ、タイヤだけの変更程度では何ともなりませんよ。

多少燃費が上がっても、損なわれるグリップ力や走行性能の代償の方が大きかったり、逆に燃費が悪くなったりします。

乗用車と言うのは、メーカーの専門家が何百人も集まって長い時間を掛けて設計するんです。

素人が安易に手を出しても、仮に多少燃費が上がっても総合的に見れば損なわれる代償の方が大きいのは当たり前です。

どうしてもやるなら大変更が必要です。



私の車の現状の燃費は8.5～11ｋｍ/L程度です。
当然相応の手は入っています。

チューニング個所


●アーシング（市販のキットなどいい加減な物はダメ、ECUの波形を計測しながらポイントを探す事、配線の太さは60ｓｑ（0AGWの3倍の太さ）総延長20ｍです。）

●駆動輪上部にカウンターウエイトの設置

●ボディ補強（トレーラーの牽引の為でしたが、勝手に燃費が変わりました。）


●タイヤ、ホイールの変更（大口径ドラムブレーキを入れる為、14→15インチに変更）

●後輪ブレーキを7ｔに強化

●ECU書き換え（タイヤ、ブレーキとセットで行う必要がある。）

タイヤ外径の変更に伴う車速信号の演算箇所、及び燃料の噴射タイミングなど変更個所多数

●トランスミッション積み替え

実際にはギアを変更しただけですが、高速を捨て低速走行に特化

他多数。


自分でやった部分が多いのでお金は掛かっていません。

今の仕事や前職の関係で材料費はタダの様な物でした。

しかし、あなたがやるなら100万円ではとても変わらないと思います。


車はトータルバランスで走る物です。

多くの専門家の英知の結集なんですから、1箇所や2箇所の変更では、トータルで見ると車は悪くなる方向にしか変わりません。

私の車にしても、トータルで見れば悪くなる方向にあると思いますね。

燃費の代償として90ｋｍ/ｈ程度（登り坂換算）までしか加速できなかったり、他の変更も含めてですが、構造変更の範囲で収まらず、組立車と言うハンドメイドの車両扱いの車になってしまっています。

※車検証の形式箇所に、英文字＋〔改〕ではなくて、「組立」と漢字二文字で表記され、かなり危ない車の扱いとなります。

加入できる保険が少なかったり、ディーラーではまず車検を受けてくれないなど、制約は多いです。

安易な変更でトータル何かが良くなる事はありませんよ。

リフトアップだって、悪路走行の走破性を高める代償に、燃費の悪化と車の寿命を縮め、オンロードの走行性能が落ちるでしょう？

要はそれと同じ事です。

多かれ少なかれ代償無しで燃費は上がりません。

ガッツリ燃費を上げたいなら、代償も大きいですが、ちょっと変えた程度なら、ECUの調整機能の範囲内に入ってしまい、殆ど効果が無くて代償だけ出てしまう事も少なくはありません。

質問者からのお礼コメント

詳しくありがとうございます！