三菱 デリカミニ 「このキャラクターだけで買い」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

工藤 貴宏
工藤 貴宏(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
3
乗り心地
4
積載性
3
燃費
5
価格
4

このキャラクターだけで買い

2023.9.13

年式
2023年5月〜モデル
総評
このスタイルやキャラクターが気に入ったのなら「買い!」です。カッコつけたり高級感を醸すのではなく、アクティブでちょっとコミカルな雰囲気に惚れてしまいそう。
満足している点
キャラクターの良さと実用性の高さ。スーパーハイトワゴンなので、後席の広さとか乗り降りのしやすさはバッチリです。
不満な点
ライバルの1台である「タント・ファンクロス」などに比べると割高感が否めない……でしょうか? でも、キャラに免じて許しちゃいますが。
デザイン

5

なんなのでしょうか、この愛くるしい感じは。デリカミニは「eKクロススペース」からのビッグマイナーチェンジであり、ボディ自体はそれと変わらず、前後デザインなどを刷新したにすぎません。にもかかわらず、ここまで愛嬌のある表情になったのですから、人気急上昇も頷けますね。eKクロススペース時代は「背伸びして高級感を演出している」という感じでしたが、デリカミニになって「背伸びせず等身大」になった印象。その転身がよかったのだと思います。
走行性能

3

結論から言えばスーパーハイトワゴンの軽自動車の水準であり、ライバルに対して大きなアドバンテージがあるわけではありません。ただ、4WDモデルはライバルのSUV系スーパーハイトワゴン(見た目だけがSUV風)に比べると専用サスペンションや大径タイヤ、そして悪路走行系電子デバイスの進化などでラフロード走行に関しては有利ですね。
乗り心地

4

しなやかに動くサスペンションのおかげで、乗り心地は良好です。SUVとして味付けたサスペンションはロールを許容するテイストなので、それも乗り心地に効いていますね。
積載性

3

後席居住スペースの広さを重視した軽自動車なので荷室は広くありません。しかし、左右独立のスライドや格納機能のおかげでアレンジの幅が広いのは魅力。とはいえ、ライバルに対して大きく優れているかといえば、そうでもないわけですが……。このクラスはライバル同士が切磋琢磨しているので、どれもよくできているんですよね。
燃費

5

WLTCモード燃費(FF車)は自然吸気エンジンが20.9km/L、ターボエンジンは19.2km/L。これだけ走れば十分ではないでしょうか。注目したいのは、自然吸気とターボエンジンの差が少ないこと。ターボは加速時に自然吸気エンジンほどアクセルを踏み込まなくていいのでそんなに燃費が悪くないのです。なので個人的には、動力性能に余裕があるターボエンジンがおすすめですね。
価格

4

ベーシックモデルでも180万円オーバーからのスタート。「今どきの軽自動車は安くないね」と言いたくなる気持ちはわからなくもないですが、ベーシックグレードでも助手席側のスライドドアが標準装備だったりとそれなりに装備は充実していますからね。ところで、ターボを選んでもターボなし車に比べて10万円弱しか値段がアップしないのは割安じゃないですか?
工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
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