三菱 シャリオ 「平成３年デビューなのでもう完全に過去の車...」のユーザーレビュー

平成３年デビューなのでもう完全に過去の車...

2004.5.1

総評

平成３年デビューなのでもう完全に過去の車で、今のミニバンに比べれば広さも使い勝手も劣るんでしょうが、ミニバンが今ほど（というかほとんど）注目されなかったこの時代にこれだけの車を作っていたのですから、先見性はあったのでしょう。デザイン的にもチルトアップタイプのフロントサンルーフを装着しているグレードはまだまだあまり古さを感じさせないと思います（欲目かな？）。このサイズは日本、特に都市部での利用には最も適しているサイズだと思うので、これからもっとこのサイズに力を入れて、魅力的な車を出してほしいものだと思います。それらを含めて、この車は乗っていると不思議に愛着が湧く車でして、もともと車にはすごく浮気性な私が買い替えたいという気にならないのです（笑）リバティＧＴも廃止されてしまいましたが、こういう車にハイパワーモデルがあってもいいと思うんですがね。平成９年か10年式の程度のいいリゾートランナーＧＴの中古があったら、予備に買っておこうかなぁ（笑）

満足している点

なんといってもこのパワーでしょう。ミニバン共通の不満な点が動力性能。多人数乗車を前提とした車なのだから、トルクは欲しいところ。その点はこの車はオーバーパワーなほど。少なくとも足回りには勝っていますね。でも、本気になって走らせてみると４ＷＤということもあってか結構応えてくれます。足回りも先だってショックアブソーバーを新品にしたら他の車に乗っているかのように蘇ってくれましたし。室内は最新ミニバンに比べると広さも使い勝っても劣るんでしょうが、気軽に乗れるミニバンということでは非常に満足しています。この車の代替はリバティＧＴくらいしかないと思っていたのですが、ＭＣで廃止されたので、もうしばらくこれに乗り続けるようかな、と思ってます。

不満な点

1.5ｔの車重に４ＷＤ、220PS、ATですから仕方がないでしょうが、燃費はよくないですね。特にアクセル全開をやりますと目に見えて燃料計が下がります（苦笑）でも、このパワーは何ものにも代え難い。あとはドアの鳴き。これは４枚とも鳴きますから、構造的なものなんでしょう。通常グリスアップや注油で消えますが、これは消えません。９年も経っているので仕方ないのかもしれませんが。あとは、ハンドルの切れが悪い。これは最小回転半径というより、ハンドルのロック・ツー・ロックが大きすぎる。つまり他の車より多くハンドルを回さないと意図したように曲がらないのですね。慣れるのにちょっと時間がかかりました。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験