ミニの日(3月2日)発売のDAX?ミニ
昨年夏にドイツ本国で発表されたMINIクラブマン。3月2日(ミニの日)、いよいよ
日本国内でも発売です。
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2008.3.3
- 総評
- ミニの日(3月2日)発売のDAX?ミニ
昨年夏にドイツ本国で発表されたMINIクラブマン。3月2日(ミニの日)、いよいよ
日本国内でも発売です。
1960年代に登場したオリジナルMINIのシューティングブレークバージョン
<リアを延長して狩猟道具や犬を載せたクルマの事>で、旧型MINIのカントリーマンや
トラベラーを彷彿させるLOOKSは、旧型ミニと同様に、ハッチバックのボディを240mm延長し、
ルーフをテールまで伸ばして直立したテールゲートとし、実現したデザインです。
ホイールベースを伸ばしたことが、快適な乗り心地に貢献。
スポーツグレードの17インチタイヤとスポーツサスペンションを組み合わせても、
フラットな走りと快適な乗り味は健在です。
「もうチョット広い室内空間があれば・・」といったユーザーニーズに応えることが主な狙い。
初代ミニでは木製フレーム+ヒンジがリアエンドの特徴だったが、新型はデザインベクトルが
一寸違います。
色に関しては、先行販売の欧州では、ホットチョコレートというクラブマン専用に用意された
ボディカラーがこの車種の全体の1/4を占める超人気色とのこと。
インパネ周りの装飾も共通で内外装のオプションも、3ドアハッチの標準MINIと同等レベル
で用意されるようです。
どこかネオ・レトロだけど、今風のデザイン満載の 新型ミニがベース。
そして走りも、使い勝手もgoodなこのクルマ。 ちょっとロングホイールベースになって、
『ダックス・フント キャラ?』 の新型のMINIクラブマン、の大いなる魅力は
以下のとおりです。
- 満足している点
- まず大きな特徴は、クラブドアとスプリットドアという2つのドアデザイン。
クラブドアはボディ右サイドの前後・観音開きドアの名称で、前ドアを開けてから後ドアを
開ける機能で後席へのアクセスが容易になっています。
当初、左側通行の日本(あるいは英国やオーストラリア等)導入時には、ボディ左側に
クラブドアを移設する案もあったようですが、ボディ製造コストが嵩むことから右側のまま
導入されたようです。よって、左ハンドルの並行輸入車も、このクルマの場合案外いいかも
しれません。
またスプリットドアはテールゲートの左右・観音開きドアで、こちらは右ドアを先に開けて
から左ドアを開ける。もちろん片側だけを開くことも可能です。ラゲッジ容量は260~930Lと
変貌します。
外観の特徴部分、ホイールベースは80mm延びて、リファインされたリアシートは大人2名に
充分な空間を実現。伸びた分がまるまる、足もとスペースの拡大に結びついています。
また後席の座面に奥行きがあり、背もたれの両サイドは内張りとの連続感を持たせた
ラウンド形状になっています。驚いたことに、ロールスロイス・デザイナーが関与との事。
なお欧州仕様の2名+子どもの=計3名がけリアシートは、日本の法規ではシート幅が400mm
を下回る場合シートと認められない理由から、日本仕様では、ハッチバックと同じ4名乗り
となっています。
パワーユニットやギア比は、現行型ミニと同じ。ただしバルブタイミングやECUマップが
リファインされ、40~50kg重いにもかかわらず、クラブマンの燃費が標準の同エンジンの
各モデルよりも若干向上しているとのこと。グレード別でエンジンパワーを選べるのも
標準ミニと同じ。
クラブマン用に改良された サスペンションは、前:マクファーソンストラット式、
後:セントラルアーム式。ホイールベースが延長されても、MINIの特長である軽快で素直な
ハンドリングを実現。
環境配慮か、6MT全車にはエンジン・オートストップ機能を採用。信号待ちの多い日本で、
高い燃費向上効果が期待できる。
上述の美味しいギミックを満載した、国産車ではありえないデザインも洒落たこのクルマ。
当方は、レビューサンプルのクーパーS、今回は満点評価です。
300万円前後の現実的な、価格体系も手伝って人気爆発は時間の問題でしょうか?
- 不満な点
- 当面は、目立ちすぎるので 悪戯されないかが、気になること位でしょうか。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験