2019年2月
■2019年2月
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスAMG社のスポーツモデル「メルセデスAMG GT」を2019年2月14日に発表、同日に予約注文の受付を開始し、同年8月以降の納車を予定している。
今回のマイナーチェンジでは、同日に発表された「メルセデスAMG GT4ドアクーペ」と同様のLEDハイパフォーマンスヘッドライトを装着。リヤデザインも刷新されており、ブラックのディフューザーをAMG GT、AMG GT S、AMG GT Cに装着。エさらにAMG GTには2つの円形のデュアルツインエクゾーストエンドを、AMG GT SとAMG GT Cにはスクエアのデュアルツインエクゾーストエンドを採用する。AMG GT Rにはセンターバーを備えた大型エクゾーストエンドがリヤ中央に配置。さらにその左右にもブラックのエクゾーストエンドをディフューザー内に2本追加している。
インテリアではV8エンジンをモチーフとしたセンターコンソールを採用。各種スイッチやカラーディスプレイボタンが機能的にレイアウト。高精細12.3インチのコクピットディスプレイと10.25インチのマルチファンクションディスプレイをセンターコンソールに装備し、このマルチファンクションディスプレイは運転支援システム、車両情報などをアニメーションで表示することが可能で、車両の機能を視覚で直感的に認識することができるという。ステアリングホイールも新デザインとなり、「AMGドライブコントロールスイッチ」により、手を離さずに走行モードを変更することが可能だ。
パワーユニットはAMG4.0リッターV8直噴ツインターボの「M178」を搭載。スペックはモデルによって異なり、AMG GTは最高出力350kW(476ps)/6000rpm、最大トルク630Nm/1900~5000rpm、AMG GT Sは最高出力384kW(522ps)/6250rpm、最大トルク670Nm/1900~5000rpm、AMG GT Cは最高出力410kW(557ps)/5750~6750rpm、最大トルク680Nm/2100~5500rpm、AMG GT Rが最高出力430kW(585ps)/6250rpm、最大トルク700Nm/2100~5500rpmを発生する。クーペのみ設定されるAMG GTRは0-100㎞/h加速3.6秒、最高速は318㎞/hに達する(欧州参考値)。
ドライブプログラムの新機能として「AMGダイナミクス」が装備され、各ドライブモードでエンジン、トランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングの制御の変更が可能。また、ドライブモードとは独立してマニュアルシフトへの切り替えや車高およびエグゾーストサウンドの調整などがセンターコンソールの液晶表示ボタンで操作できる。
新たなオプションとしてより引き締められたサスペンション、専用セッティングのステアリング、パワートレーンとシャシーを一体化するダイナミックエンジントランスミッションマウント、レザーDINAMICAのAMGパフォーマンスステアリングをセットとした「AMGダイナミックプラスパッケージ」を用意。
また同日、AMGのレーシングスピリットと技術を盛り込んだスパルタンなスポーツモデル、「AMG GT R PRO」を全国20台限定で予約注文の受付を開始した。