2016年5月
■2016年5月
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスAMG GTを一部改良して、2016年5月12日に発売した。
今回の改良ではメルセデスAMG GTにベーシックパッケージ、メルセデスAMG GT Sにエクスクルーシブパッケージを標準装備。メルセデスAMG GT SにはAMGダイナミックパッケージプラスの一部も標準装備とした。
また両グレードともにメタリックペイントを標準化した。
同時に専用エアロパーツや専用ナッパレザーシートなどを装備した特別仕様車「メルセデスAMG GT S 130th アニバーサリーエディション」を2016年8月31日までの期間限定で発売した。
■2016年10月
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスAMG GTに特別仕様車「メルセデスAMG GT S カーボンパフォーマンスリミテッド」を設定して、2016年10月25日に20台限定で発売した。
「メルセデスAMG GT S カーボンパフォーマンスリミテッド」は「メルセデスAMG GT S」をベースに、内外装の専用カーボンパーツや鍛造19/20インチAMGクロススポークアルミホイール、AMGカーボンセラミックブレーキ、Burmesterハイエンドサラウンドサウンドシステムなどを装備して、上質感や走行性能を向上した。
■2017年6月
メルセデス・ベンツ日本は、「メルセデスAMG GT R」を2017年6月27日に発表し、同日に販売を開始した。
完全自社開発スポーツカー「メルセデスAMG GT」をベースに、ニュルブルクリンク24時間耐久レースやスーパーGTなどで戦う「メルセデスAMG GT3」で培った技術を盛り込んだ、公道走行可能なレーシングモデル。
専用に新開発されたAMG4.0リッターV8直噴ツインターボは過給圧をGTの1.2バールから1.35バールへと引き上げ、エキゾーストポートの最適化、圧縮比の変更などによって最高出力430kW(585ps)、最大トルク700Nmを発揮する。GTに対して55kW(75ps)、50Nmのアップとなり、パワーウエイトレシオ2.80kg/ps、0-100㎞/h加速3.6秒(欧州仕様参考値)を実現している。トランスミッションは7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトDCT。素早いシフトチェンジが可能となり、アクセルワークに瞬時に対応してシームレスな加速をもたらすという。
ボディは超軽量カーボン製のフロントフェンダーの採用に伴い、フロントで46mm、リヤは新型アルミニウム製サイドウォールの採用で57mm拡大されている。タイヤとホイールの大径化に対応し、強化されたボディ剛性、AMGとしては初となる「リヤアクスルステアリング」の採用、高速走行時の空気抵抗低減とダウンフォース向上をもたらす「新開発アクティブエアロダイナミクスシステム」などにより、圧倒的な走行性能を発揮する。
レーシングモデルでありながらメルセデスの安全運転支援システム「ディスタンスパイロットディストロニック」を標準装備し、公道における高い安全性も実現した。