メルセデス・ベンツ Vクラス 「最大の問題 最大の問題は、欧州ではすべてがクリーンディーゼルであるのに、なぜニホンだけがガソリン車かという事。マツダのＣＸ-5などにより、この国でもデ」のユーザーレビュー

最大の問題 最大の問題は、欧州ではすべてがクリーンディーゼルであるのに、なぜニホンだけがガソリン車かという事。マツダのＣＸ-5などにより、この国でもデ

2012.3.16

総評

最大の問題
最大の問題は、欧州ではすべてがクリーンディーゼルであるのに、なぜニホンだけがガソリン車かという事。マツダのＣＸ-5などにより、この国でもディーゼルが遙かに温暖化を緩和させる事は当たり前になっている。ディーラーで聞いても、明確な返答は無かった。乗用車には数車種のみディーゼルが輸入されている。ベンツという非常に優れた車が、この国ではいまだに高級車であり一部特権階級のみが乗る車だとの認識があるのであれば、これほど愚かしい事は無い。
ちなみに、このＶクラスでは、ニホンではトレンドとアンビエンテだけの販売であるが、欧州では、さらに充実した装備の最高ランクの「アバンギャルド」がある。なぜニホンでの販売がないのか。これまた不可思議。
ヤナセ販売だけの特権という競争のできないまるで「東電」的扱いにも疑問がある。

満足している点

シートが非常に心地良い。
すべてのシートが人間を基本に設計されており、車そのものが、人間重視だという哲学を感じ取れる。
このシートにより、長距離走行も安定させるのだろう。
後部座席の着脱は結構な労力を必要とするが、バンを基本としたコンセプトである以上、そのシートを外した時の広さは、特筆に値する。
欧州のみでの販売の「アバンギャルド右ハンドルイギリス仕様（40000ポンド）」の装備には目を見張るが、国内販売のアンビエンテ（6370000）では、不十分だとしか言えない。

不満な点

燃費の悪さ。これにつきる。
しかし、ディーゼルでは、１０程度は行くとのイギリスの知人の話だ。
もっと言うなら、欧州でガソリン車に乗る人間は皆無に近いとも。
そして、値段の高さ。これにも恐れ入る。
イギリスでは35000ポンドのアンビエンテロングが、ニホンでは６３７００００円で販売。
円換算でも４６０００００円。この差は大きい。
個人的輸入が非常に困難な以上、さらには排ガスの問題などからヤナセという独占企業に委託するしか無いという大きな問題がある。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験