メルセデス・ベンツ Vクラス 「メルセデス・ベンツのミニバンに乗ってみた。」のユーザーレビュー

メルセデス・ベンツのミニバンに乗ってみた。

2016.8.17

総評

この日のメルセデスベンツ・コネクションは平日＆お盆休み期間ということもあって、Trial Cruseは空いており、スタッフさんのご好意もあって２台も試乗させて頂きました。いつもありがとうございます。

それはさておきVクラスなんですが、こちらは元々期待値が低かったせいか、予想以上に気に入りました。（少なくともEクラスより印象は良かった）

どの席に座っても快適ですし、前向いて走る限りにおいては実に運転が楽。
絶対的なサイズがアレですし、値段もEクラス並みに張りますが、その問題さえクリアできれば、ちょっと欲しい１台です。

満足している点

・２列目、３列目も広々とした室内。


・いかにも疲れにくそうな着座姿勢。のんびり走るのに最適。
・工夫満載のラゲッジルーム。
　このサイズ、ラゲッジルームを見たらどう使い倒すか、考えるだけでワクワクします。

不満な点

・一番短いモデルでも全長4.9mを越えること。
　360度モニターは必須。
　※てか、全長5m超の「スポーツロング」って何よ？（笑
・サンルーフが後席専用で、ドライバーには全く恩恵が得られないこと。

デザイン

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走行性能

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日本向けのパワーユニットは、2.2L直４ディーゼルエンジンのみ。
C220dと同型式ですが、若干低速よりにデチューンされているようです。

さすがに自重2.5tonもありますので、163ps/38.7kgmのアウトプットは決して俊敏ではありませんが、それでも周りの交通の流れには十分ついていくだけのパワーは持ち合わせています。

乗り心地

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元々商用ユースも考慮されているゆえ、乗用車に比べると固い乗り心地です。
とは言え、街中で乗った範囲では十分快適で、そこはさすがにメルセデスだと思いました。

気に入ったのはシートポジション。
背筋を伸ばしたポジションが自然に取れます。
フットレストはありませんが、左足をフロアに自然に置くことができるので、長時間運転しても疲れにくいかと思います。

なお、重量だけでなくサイズも巨大（今回乗ったスポーツロングは全長5.17m x 全幅1.93m x 全高1.88m）ですが、少なくとも前に進んでいる限りにおいては、車両のサイズも掴みやすいので、取り回しは楽です。
見晴らしのよさも相まって、直前に乗った新型Eクラスより運転しやすかったです。

積載性

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テールゲートはガラスの部分だけ開閉することができます。
そりゃぁ、全高1.8mを越す長身ですので、都度巨大なテールゲートを開けなければいけないのは大変です。

面白いのはラゲッジルームは上下２分割になっていて、下の写真のように、ガラスの部分を開けるとすぐ下に丈夫なボードが置いてあって、この上に荷物を置くことができます。



ちなみにテールゲートを開けると、こんな感じ。



さらに面白いのは、ボードには折り畳み式のケースが２つ仕掛けてあって、壊れ物などを収納するのに非常に便利。ちょっと感動しました。

燃費

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JC08モード燃費が15.3km/Lだそうです。

いくら最新のクリーンディーゼルで、アイドリングストップとかの燃費向上対策が付いていたとしても、自重ほぼ2.5tonの巨体がこの燃費って、凄くないですか？？

価格

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故障経験

試乗車につき、割愛します。