メルセデス・ベンツ GLCクラス 「納車後1か月の感想」のユーザーレビュー

納車後1か月の感想

2016.5.8

総評

納車後1か月で1000kmほど走りました。

まず何より感じることはすべてにおいて非常に完成度の高い車だということです。さすがに最新モデルなだけあって最先端のメルセデス言語が体現されており内外装ともに非の打ちどころが無いと思います(ここは好みの問題ですが)。特に内装は前車のBMW 3シリーズ(F31)とは比較になりません。パッケージングも素晴らしく、前席・後席ともに広々していますし、ラゲッジスペースも十分です。何より感動したのが静粛性で、アイドリング時・走行時共に驚くほど静かです。前車がディーゼル車だったこともありますがアイドリングストップ時の騒音・振動レベルもかなり低く抑えられていると感じます。2870mmという長いホイールベースのおかげで走行安定性も高く、19インチのランフラットタイヤを履いているにも関わらず、乗り心地もマイルドでサスペンションの出来の良さを実感します。エコモード以外では加速・動力性能も高く0-100kmが7.3秒というのもあながち嘘ではないと思われます。ディストロニックプラスや360℃カメラといった便利機能も満載で、安全機能も最先端のものが採用されています。特にこの分野はメルセデスが世界最先端を行っていますからね。燃費は高速・郊外路主体で11.4km/Lとカタログ燃費(13.4km/L)を考慮すると十分健闘しているのではないでしょうか。走攻守にわたって隙が無いです。

ここまで良い点のみ書きましたが、ここからは悪い点も。
前車と比較するとSUVとスポーツワゴンの違いもあるかもしれませんが、運転する楽しさはやはりBMWに軍配があがります。運転していてつまらない訳ではないですが、とばそうという気には全然なりません。穏やかに運転しようという気になるので安全運転に繋がるかも（笑）。また1900mmという車幅は市街地では使いにくく、狭い路地では対向車とすれ違うたびに気を遣います。日本では1800mm程度が立体駐車場も余裕をもって使用できるのでbestだと思います。この点は前者3シリーズは素晴らしかった。ナビ周りのインターフェイスは使いにくいです。BMWのi-Driveの方が断然いい。これは慣れで解決するかもしれませんが。最後に導入当初はディーゼルのラインナップが無い点を挙げます。SUVというキャラクターには低速トルクが豊富なディーゼルが相応しいと感じますので、早期の導入が望まれます。ただガソリン車のフィーリングの方が高級志向なので一概に優劣はつけれませんが、選択肢があることが重要です。

悪い点もいくつか挙げましたが車そのものには非常に満足しています。このクラスのメルセデスの最新モデルが700万程度で購入できるのは内容を考えるとお得と言えるのではないでしょうか。ライバルのX3やQ5、RX/NXより出回っていないのも高ポイント。まだ慣らしも終わっていないので見えてこない点も多いと思いますが、距離が伸びてきたらレビューしたいと思います。

満足している点

・洗練されたスタイリング
・クオリティの高い内装
・広い室内空間
・非常に高い静粛性
・走行安定性
・豊富な便利機能と安全性能

不満な点

・1900mm近い横幅
・使いにくいナビ
・現時点でディーゼルの選択肢が無い点

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験