ラスト サンバーさん
メルセデス・ベンツ Eクラス セダン
グレード:E220d アバンギャルド スポーツ_RHD(AT_2.0)
2017年式
乗車形式:マイカー
日本車では買えなくなったディーゼルエンジン仕様のセダン
2022.7.16
- 総評
- 走りも装備も正に「キングオブセダン」の名に相応しい車で大満足です。
サラリーマンが定年前に背伸びして買う事の出来るオッサン車の頂点だと自負しております。
今の日本車が喪失した良い点を補う様に技術が網羅されていて、この車を人生最後の車として選んだことは本当に大正解でした。
- 満足している点
- 日本では衰退の一途をたどり、選択できるバリエーションが殆ど無くなった「セダン」タイプであるにも拘わらず、さらにマイナーなディーゼルエンジン仕様が手に入った事が一番満足している点です。
また「広い」「静か」「抜群の乗り心地」、パヒュームアドマイザーによる「心地よい香り」が堪能できるほか、「フル装備の衝突安全機能&運転支援システム」に守られての安全な運転が出来る点は、もうすぐ60歳に到達しようとする私には打ってつけです。
加速についても欧州仕様の良さが如何なく発揮され、流石に本国では200km/hまで加速される欧州の車に対し、燃費や環境を最優先したという体裁の下で造られた日本車とのレベルの違いを身を持って思い知らされました。
また、音響サウンドに煩い私達昭和の車好きには打ってつけの「ブルメスターサウンドシステム(13スピーカー)」が装備されている点も涙モノです。
- 不満な点
- 老人には難易度の高いデジタル機器類が多い事・・・。
・・・慣れるしか無いですね。
- デザイン
-
4
- 外観は、全く飽きの来ない平凡さの中にも高級感漂うデザインであることが気に入っています。
内装につきましては、デジタル画面など、60歳を前にしたオッサンにはちょっと派手過ぎるイメージですので、評価点を「5」ではなく「4」にしました。
- 走行性能
-
5
- 高速走行では驚くほどの加速性能を発揮するのに、100km/h走行時の燃費は21km/Lという非ハイブリッド車では有り得ない好数値をはじき出します。また、半自動運転では人の運転に近い動きをし、未来の自動車を実感出来ます。さらに自宅周辺の急坂はディーゼルエンジンの特性を発揮し、エアコン全開でも全く難なく登ります。
- 乗り心地
-
5
- ユーロ車特有の少し硬めのショックではありますが、高速道路走行でその性能を如何なく発揮してくれます。
今まで乗った車の中で、最もラグジュアリーな乗り心地であることは言うまでも有りません。
またデーゼルエンジンノイズも殆ど気になりません。前車の Audi A1 の方がエンジンノイズは大きかったです。
- 積載性
-
5
- 本来はワゴンスタイルが欲しかったので、セダンタイプでは不十分かと思われた積載性能ですが、 Eクラスは全長が5m近く有るため、セダンタイプでもトランクルームは十分すぎるほどの積載量を誇ります。
フルフラットにすれば身長180cmの私が脚を伸ばしたまま荷室で仮眠することが出来てしまいます。
- 燃費
-
5
- 購入後、直ぐに軽油を満タンにしましたが、300km走行しても燃料計が未だ半分よりも上で、大型車体なのにかなりの高燃費が期待できます。
追伸:日常道路(急坂・信号多数)燃費=15km/L~20km/L
:長距離ドライブ時一般道=18.8km/L~24km/L
:高速道路=20km/L~26.5km/L
最高燃費→街乗り+高速道路走行時に気温32℃でクーラー全開にも拘わらずなんと27.7km/Lを記録!(八ヶ岳・美濃戸口→新島々)
平均燃費→街乗りで18km/L
高速道路走行で→21km/L
最低燃費
(夏季エアコン全開・大阪市内渋滞時)→13km/L
※高速道路中心の走行では軽油満タンで1,000km以上走ります。
- 価格
-
5
- 購入検討当時の新車購入費用(装着オプション代金&新車購入時の諸費用含む)900万円弱→2年落ち2万㌔で500万円強!(中古車購入時の諸費用含む)
因みに当初新車購入を予定していたCLAクラスは購入検討当時の新車購入価格500万円強(オプションは含まず、新車購入時の諸費用含む)→2年年落ち2万㌔で価格落ちず500万円強。(中古車購入時の諸費用含む)
※何れもコロナウイルス大流行時で中古車単価が高値であった頃の価格のため、CLAについては現在はもう少し価格が下落しています。
なぜかEクラスにはコロナ後もほぼ価格変動は有りません。
このEクラスの2年落ち極上車の中古車購入価格は、新車価格の半額まではいかなくても6割弱で買えましたので購入価格には何一つ不満は有りません。
- 故障経験
- 未だ購入後1年が経過しませんので全く有りません。
故障が出れば随時更新いたします。