メルセデス・ベンツ CLK クーペ のみんなの質問

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メルセデス2001年CLK200コンプレッサー(現在7.1万キロ)を20万キロ以上乗るには、ATFの交換はどのようにしたら良いですか?

ATFの交換は必要ないと説明書には書かれていますが、それは、20万キロ以上の走行を考慮してのことでしょうか。それとも10万キロまでの走行ならば不要ということでしょうか。現在7.1万キロを走行しておりますが、今までATFの交換はしておりません。この車が気に入っているので、後10年15万キロ以上は乗りたいと思っています。ATFの交換では色々と賛否があり、ディーラーも必要ないといいますし、はたまた、10万キロ以上は必要とか言いますし、よくわかりません。ATFを交換すると取り除かれたスラッジが詰まって壊れるとか、クラッチが滑るとか色々リスクがあるようです。また、ATFの交換でなく、オーバーホールまでしないといけないのでしょうか?現在、走行に特に不満はありません。交換するときには、純正のATFを使用することを前提にしています。走行の仕方は普通だと思います。以上をまとめると。

1.10年間7.1万キロまでATFの交換はしていない。
2.今後10年20-25万キロは乗りたい。
3.現在は特に不具合はない

交換をすべきかどうかの助言をお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

2001年式CLKならW208
ATは722.6電子制御5ATですね?

この電子制御5ATは学習機能を持ち、クラッチの磨耗・摩滅などによるスリップ、ATF劣化によるスリップなどを監視し、油圧を細かく制御し「スリップ=滑り」を極力無くす(少なくする)ように学習し各部ギヤはもちろん、クラッチフェーシング材やATF等の劣化を抑えることで「通常の利用・走行時でのATF交換を不要」にしています。つまり各部の寿命ギリギリまで使えるようにきめ細かく制御しています。また、使用限度を超える磨耗・摩滅・劣化に達した場合にもエマージョンシーモード(通常「F表示」と言われる前進2速固定+Rのみになる緊急モード)に以降することで可能な限りATを保護するようになっていますので(AT機能が正常である限りは)現時点で不具合・異音・振動が無い限りは心配は少ないとは思いますよ。

心配ならば少量のATFを抜き取って「色・粘度・異物(金属磨耗分、クラッチフェーシング材の摩滅粉などのスラッジ)」の有無と量を目視確認・点検することで「ある程度のAT内部の状態」は予測が出来ると思います。異物の量が多いのならばATFフィルターの濾過能力が終わっている可能性が予測出来ますし。ただし、クラッチ材の磨耗劣化とATF経年劣化は同時進行することで「バランスを取っている」面も有りますので無闇に一方のみを(ATFのみを)交換しバランスを崩せば逆に寿命を早める可能性もあります。ATF交換は新車時からエンジンオイルのように定期的に(走行距離や年月に応じて)交換しているのならばまだしも、そうでなければ「将来の故障予防」としては意味が薄いと思います。また、ATFのみの交換も意味が薄いと思います。国産ATと違い、オイルフィルターに近い濾過能力があるATFフィルターも同時交換、金属粉を吸着させるマグネットの清掃、ATFパン&バルブボディの清掃を同時に行なわないと(長期に渡ってATF無交換の場合には)AT内部に残るスラッジや金属粉を舞い上げて逆に故障要因にもなりかねません。
ですのである程度「変速時などに異音・振動・スリップ」を感じ始めた場合にOH分解整備と一緒にATF入れ替え~以降のATF定期交換をしていけば良いと思います。722.6電子制御5ATは99年以降は初期故障・不具合が改善されて以前の初期5ATよりも信頼性と耐久性は上がっていますので心配は少ないとは思いますが、01年以降にも大きな改善・改良を受けていますので(未対策ATの場合には)OH分解整備を機会に最新の対策部品を組み入れることを検討しても良いのかも?
でも・・・車はATのみで構成されている訳では無いのでATのみ新しくなっても・・・今度は他に負担が掛かるので・・・何処まで金を掛けて維持するか・・・ですね。

現時点で不具合が無いのならば「今後も壊さないように正しく扱う」ことで寿命(OH時期)を延ばせると思います。
また、AT本体以外の場所でもAT寿命を左右する部位があるので「そこの部分も注意と意識を持つ」ことでも寿命は延ばせると思います。例えばATF冷却。ラジエター部での水冷方式で冷却・保温させていますが、ラジエター内部の腐食や破損によってATFに冷却水が混入しAT破損に至る事例も多いのでラジエター部/冷却水の点検と整備・清掃(冷却能力の維持と破損を早期に見つける為)に注意するなど。逆に一度でもオーバーヒートを起した場合や水温が常時高めの場合には早期にATFは劣化しやすいとも言えます。
ATコネクタ部のOリングの劣化によるATF漏れによるATF量低下が不具合を引き起こす事例も多いので意識して注意するなども。

個人的には「現時点で特に不具合が出ていなければATF交換は不要」だと思います。
異常や不具合が出てからOHを兼ねてで良いと思います。OH後は定期的にATF交換をすれば寿命は延びると思います。
高速高負荷領域での高速巡航が多いことを想定しているドイツ車らしくATF総量や冷却能力自体には国産よりも余裕があります。

私は「AT故障」で悪名高い初代Aクラス99年式に乗っていることでメルセデスATに関してはそれなりに情報収集と勉強はしましたし、壊さない正しいATの扱い方をしているお陰で現在でも全く問題なく走らせています。壊れ易い・欠陥品と言われる?(私個人としては全然そのように思ってはいませんが)Aクラスの5ATでも「正しく使えば楽に10万kmはATF交換不要で走れるし壊れない」と実際にATのOH整備のプロと意見を一致しています。
設計思想や機械構造、負担を掛けない正しい扱い方と定期点検をしていれば「設計寿命よりも早く壊すことは無い」と思います。

質問者からのお礼コメント

2011.2.1 19:14

mb16mb16さん>ATFの交換はしないで不具合が起きてからオーバーホールまたは乗せ買えを検討したいと思います。Fモードやオイルの劣化まで判断する学習力があるとは知りませんでした。車種は、おっしゃるとおりのW208の5速ATです。色々と勉強になりありがとうございました。
bell5986さん>早速のご回答ありがとうございました。ミッションの乗せ買えまたはオーバーホールを念頭に運転していきたいと思います。

その他の回答 (1件)

  • 基本、ATFの交換はお勧めできません。AT自体物凄い精密機械なのでオイル交換の際に小さなゴミが混入する危険性もありますし、おっしゃっている通りスラッジが詰まると言った危険性もあります。

    メーカー側でも交換は必要ないということになってます。
    20~25万キロ乗りたいということですが、ATに関してはそれまでに寿命がくる可能性が大きいです。
    使用の差はありますが国産(日本車)でもATが寿命になる車も出てきます。

    ですからATF交換は必要はありませんが、その距離までAT本体が持つかどうかは微妙です。

    不具合が出てきたら(スベリや変速ショックがひどい等)オーバーホールかミッション載せ替えを選ばれたらいいと思います。

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