2015年11月
■2015年11月
メルセデス・ベンツ日本は、コンパクトクラスの量販車種Aクラスに内外装の変更や安全装備の充実化などのマイナーチェンジを実施し、2015年11月26日に発売した。
外観デザインは最新のメルセデスデザインを採用し、スポーティでスタイリッシュな個性を強調した。フロントには、印象的なダイヤモンドグリルと左右につながった大型のエアインテーク、AMGデザインのバンパーを組み合わせ、精悍な印象を強めた。走行状況や天候に応じて配光モードを自動で切り替えるLEDパフォーマンスヘッドライトを標準装備したのも特徴だ。
ボディサイドのスポーティなプレスラインは変わらず、Cd値0.26とクラストップレベルのエアロダイナミクスを実現している。リアはエグゾーストエンドと一体化した新設計のバンパーデザインを採用し、デザインを変更したLEDコンビネーションランプがスポーティなリアスタイルを特徴づけている。
搭載エンジンも改良され、A250スポーツ 4MATICに搭載される直列4気筒2.0リッターのブルーダイレクトターボエンジンは、最高出力を160kW(218ps)に向上させ、メルセデス-AMG A45 4MATIC用の直列4気筒2.0リッター直噴ターボ仕様エンジンは、量産4気筒ターボエンジンとしては世界一パワフルな最高出力260kW(360ps)からさらに280kW(381ps)に向上させ、圧倒的な動力性能をさらに高めている。
メルセデス-AMG A45 4MATICには、マフラー内のフラップによりエグゾーストノートを切り替えるAMGパフォーマンスエグゾーストシステムを標準装備した。コンフォートとスポーツの2つのモードではフラップが閉じて落ち着いたサウンドを、スポーツ+とインディビジュアルの2つのモードではフラップが開いてエモーショナルなサウンドを響かせる。
動力性能の向上とともに、サスペンションも強化され、A250スポーツ4MATICには、俊敏性と快適性を高いレベルで両立する電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムを搭載した。
エンジン、トランスミッション、ステアリングなどの特性を統合制御するダイナミックセレクトをA180スタイル、A180、A180スポーツ、A250スポーツ4MATICに搭載。走行条件ヤドライバーの好みに応じて4種類のモードから選択できる。
安全装備は、自動緊急ブレーキで追突を回避または被害軽減を効果的にサポートするCPAプラス(緊急ブレーキ機能)や、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促す「アテンションアシスト」を全車に標準装備した。さらに、渋滞追従機能を備えたディストロニック・プラスやドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告するブラインドスポットアシストなどを含む先進の安全運転支援システムのレーダーセーフティパッケージをグレードによって標準またはオプションで設定し、高い安全性と快適性を実現している。
同日、メルセデス・ベンツ日本初のWEBカスタマイズモデル「A180 カスタマイズドバージョン」、特別外装色エルバイトグリーンを採用した「A180 エディショングリーン」、F1マシンのデザインを取り入れた「A250 シュポルト 4マチック モータースポーツエディション」の3種類の特別仕様車を発売した。
2016年6月1日には価格改定を行った。