高い買い物でした
バブルの頃は私も景気が良かったので新車の外車を2年ごとに買い換えて楽しんでいました。(普通の会社員です)。VWゴルフⅡからメルセデス
2008.5.31
- 総評
- 高い買い物でした
バブルの頃は私も景気が良かったので新車の外車を2年ごとに買い換えて楽しんでいました。(普通の会社員です)。VWゴルフⅡからメルセデス190E(標準車)に乗り換えた当初は自己満足感の絶頂期でした。ただ、初回の1000キロ点検のときにヤナセに預けて、代車としてホンダインスパイア(5気筒・内装エクセーヌのやつ)を借りたときにインスパイアのほうが内外装共にカッコイイし、ホンダエンジンがヒュンヒュン吹けるし、インスパイアの方が良いのでは??? とショックを受けたのが今から思えば悪い前兆でした。しかし当時はミエのかたまりでしたので、そんなはずはない、ベンツのほうが良いに決まっていると頑くなに信じ込んで外車を乗り続けていました。
- 満足している点
- ①ベンツに乗っているというミエと回りからの羨望の視線が良かった。当時新車で500万円以上。
②運転席からいつもフード先端部に見えているスリーポインテッドスター。
③ざっくりとした布シートは汗っかきの自分にとって蒸れないので大変快適だった。
冬になってもクラウンのモケットシートのように静電気も無く快適だった。
④前輪の切れ角がすごくあるのとノーズが短かいため狭い所でも運転がラク。
⑤ボディの空力が計算されているため雨天走行で80キロ以上出すと側面とリヤのガラスの水滴が
無くなり視界がスッキリ良く見えるのにはびっくり。ガラコ(当時は無いが)不用。
⑥ブレーキはさすがに良く効く。追突事故をするところを3回未然に防げた。
- 不満な点
- ①ディーラー車を新車で購入したのにあらゆる所が故障した。
メーター取替え、サーモスタット不調によるオーバーヒート(渋谷のど真ん中でシューシュー蒸 気を吹き上げ恥ずかしかった)、リヤガラスのウェザーストリップから雨漏り、ATミッション取 替え、一本ワイパーのモーターがゴキッと鳴って不動となる、などなど。新車の保証で全て無料 ではあったが、高い金払ってディーラー車の新車買ってるのにこんなに壊れるんじゃ、保証期間 終わったらたまらんと痛感した。
②一旦スピードに乗ればそこそこの安定感はさすがに感じるが、赤信号からのスタート時に毎回、 発進加速のトロさがイヤになった。これは2000CCでトルクが無い上にATがセカンド発進になって るため。発進加速を求めてアクセルベタ踏みしてシフトダウンさせると今度はベンツにふさわし くない唸り音と振動を発しこれが500万円以上する高級車かよ!とガッカリするわけです。
中央高速の談合坂を上がって行くのに追い越し車線をずっと走行し続けるのは後ろからパッシン グされるのでムリだった。新車のベンツなのにガッカリ。
③ブレーキはさすがに良く効き事故も数回未然に防ぐことができたのは大変ありがたかったが、そ のかわりブレーキシューとローターの減りが非常に早い。そしてその部品代と工賃が非常に高額
④ACを内気循環にしても外気が少し入りトラックの排ガスが入ってくるのがイヤだった。
ボルボはいまだに内気循環時にトラックの排ガスが入ってきますね。
*良く考えてみれば、日本ではヤナセが500万円以上で売っていたがドイツ本国では350万円位のやや割高位な「実用車」なわけです。本来高級車ではなく実用車なのに当時の日本人(私も含めて)は勝手にベンツ=高級車=エライ などと決め込んでうかれていました。
今では、実用なら国産車が最適ですしミエをはるならアストン・マセラティ・ベントレー位でないとね。ベンツは値付けはいまだにイッチョマエですが中身はずいぶん安っぽくなってしまって中途半端ですね。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験