メルセデス・ベンツ 190シリーズ 「手放したく無い親父の車 父が購入したのが大昔？の1991年なので、その頃からの長い歴史を振り返ってレビューしてみます。昨年（'06）修理工場に持って行」のユーザーレビュー

手放したく無い親父の車 父が購入したのが大昔？の1991年なので、その頃からの長い歴史を振り返ってレビューしてみます。昨年（'06）修理工場に持って行

2007.2.20

総評

手放したく無い親父の車
父が購入したのが大昔？の1991年なので、その頃からの長い歴史を振り返ってレビューしてみます。昨年（'06）修理工場に持って行ったら『この190シリーズは後のモデルとは基の作りが全く違って贅沢な作りなので、手放すなんて勿体ないですよ！お金に余裕があれば乗り続けて下さい…』と言われました。

満足している点

デザインに関しては今もって好きです。外車なのに？この頃のベンツはウィンカーレバーが右に付いてます。ドアを閉める音はこの後のモデルから変わってしまったと言われる程贅沢な作りの恩恵で独特の音がします。さすがにバブル時代？に設計が成された車です。慣らしが終わってから全開走行試しましたが、メーターの端まで到達します。ドイツ車なので当然だと思いますが高速道路のフィーリングはかなり良いです。特に高速度域でのブレーキ性能は国産では味わえません。またブレーキは国産の様に初期制動からガツンと効くタイプではなく踏めば効くタイプですので、微入力し易いです。直進安定性は言うまでも無く秀逸。長距離乗っても全然疲れません。2リッターでは力不足、2.6リッターでは前が重く感じますが、2.3はバランスが良いです。ハンドルは国産のパワステより重いですが、軸中心がややオフセットされており、女性でも普通に扱えると思います。切れ角はかなりあります。それ故小回りも結構利きます。音は当時の車ですのでやや大きめですが、それも一つの味と感じます。

不満な点

如何せん安全な車で有名ですので当然ながらボディ剛性はかなりありますが、車重が結構あります。それ故か燃費は良くないです。好みの問題？かも知れませんが、パワーウィンドウはオート機構無しですので現在の国産車を知っている方には不便でしょう。新車の時点で当たり外れがあるらしく、故障する車は毎年（それ以上？）どこかが故障します。ウチのは走行中突然エンジンストップ。弱点である燃料ポンプが原因でした。車外でキャビンの下あたりから『ジジー…』と音がし始めたら部品交換の時期かも知れません。それと弱点の一つはミッション。ミッションは壊れると新品交換なんて気軽に出来る代物ではないくらい高価！！ウチのはイカレてしまって中古のミッションを積んだ際AT油圧が調整不足でシフトポイントが変わってしまい、2→3のシフトアップが高回転になってしまい燃費がガタ落ち。調整で何とか対応出来るみたいです。故障すると修理代が高く付く事があるのでディーラーでは無くメルセデスが得意な工場を確保しておく必要があります。1本ワイパーは押し付け圧力が強いせいか撥水剤は直ぐに剥げますし、ワイパースイッチは国産車のライトスイッチのやり方です。ワイパーの動きは慣れが必要な程最初は目障りです。メインキースイッチがハンドル左なので最初は違和感感じます。新車なんて当然無いですが、中古車購入を検討される際はミッションの具合、ジジーと言う音の有無、エンジン関係の整備が定期的に成されていたか否かの確認。ベルトの張り確認等この車体を知り尽くした人に選んでもらう必要があります。それさえ乗り越えればずっと所有していても飽きの来ない名車です。ただし乗り越えるにはお金は掛かります。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験