メルセデス・ベンツ 190シリーズ 「懐かしいが、名車とは思えず投稿しました １９９１年式で７年乗りました。 当時、外車は高嶺の花で、いつかはベンツと思い、世の中のバブル気分そのままに購入」のユーザーレビュー

懐かしいが、名車とは思えず投稿しました １９９１年式で７年乗りました。 当時、外車は高嶺の花で、いつかはベンツと思い、世の中のバブル気分そのままに購入

2010.4.10

総評

懐かしいが、名車とは思えず投稿しました
１９９１年式で７年乗りました。
当時、外車は高嶺の花で、いつかはベンツと思い、世の中のバブル気分そのままに購入してしまった車です。
販売の主流は４気筒の２．０か２．３でしたが、どうしても６気筒が欲しくて試乗もせず（２．３しか試乗車も無かった）諸経費込み約６００万という大金をはたいて購入してしまった車です。
もったいなくて、結局７年間で３万ｋしか乗らず高い買い物になってしまった記憶があります。
どうして、当時はそんなに高かったのか今でも不思議です。
率直に言って値段とは全くつりあっていないバブルそのものの車でした。
皆さんが、「あの頃のベンツは良かった」と仰言いますが、庶民にも買える今のベンツの方が良いと思います。（合理化、コストダウンこそ素晴らしい企業努力の結果だと思います）
今だったら絶対買わない車です。

満足している点

・ベンツらしいスタイル（ただし、ＳやＥを小型にした形なので小ベンツと言われる）
・当時としは、素晴らしい乗り心地（最大の購入ポイントでした）まるで、雲の上を行くような気持ちがしたものです。
・安全性（シートベルト、エアバック、ブレーキに当時国産では採用されていない装備があった）
・アンチロックブレーキは最高の装備だった。
・高速巡航性能が当時の国産に比べて高かった。
　以上、全て「当時は」のレベルです。
　概して、今の国産大衆車のほうがはるかに高レベルです。

不満な点

・６気筒だが、３～４０００回転からビビリ音がするし、回して楽しくない情けないエンジン。
・電気系統が弱く故障だらけ。（１年に一回、パネル照明がきれ、修理に１万ずつかかる。ある時、スモールライトが切れていたので、腹を立てて叩いたところ直った。接合部分の頼りないハンダつけ（！？）配線にビックリした）
・コーナリングがダメ。直線番長。タイヤをワイドに履き替えたりした。
・すぐオーバーヒートになった。夏場はよく路肩に止めた。（小さなエンジンルームに６気筒の長大エンジンは無理？）しかも、エアコンはすぐフロントガラス下部外側に露がついた！？。
・雑な、安っぽい内装。当時の国産中型クラス並み（但し、仕上げは遠く及ばない）
・２速発進、でかいハンドル（使いにくく、皮まきでもなかったと思う）、１本ワイパー、なぜか右のミラーだけ手動という変な「メルセデスベンツ哲学」とやらが馬鹿馬鹿しい。要は、電気系統に自信の無い当時のメルセデスの車造りの言い訳としか思えない。
・贅沢な装備が皆無。センスも色気もない。言い変えれば質実剛健。（良く言うよ！）
・結局、３万キロしか走っていないのにＡＴがギア抜けするようになったので、恐くて手放した。
・総評として、乗り心地以外は（６００万もしたのに）国産コロナ（当時の中型車）のレベルにがっかりした車でした。
　先日、新車でＥを買いましたが、今のベンツはこの当時の車から較べれば安くて良くなったと思う（日本車のおかげでは）
　昔を懐かしんで絶賛する方が多いようですが、私には理解不能です。合理化の追求によるコストダウンはエコであり庶民の味方だと思います。ベンツは一部の金持の独占ブランドではないと思います。（私見ですが）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験