マツダ RX-8 「僕にとっての車とは、エイトとは」のユーザーレビュー

僕にとっての車とは、エイトとは

2017.5.18

総評

良いことも悪いことも含めて、人生を大きく変えてくれるくるまかも知れません。
少なくとも僕は沢山の出会いと思い出と経験をさせて貰いました。

今までそれなりに色んな車を乗ってみましたが、このエイトを越えたのはいませんでした。

それくらい言葉じゃ言い表せれない 何か をもってるくるまだと思います。

そんな大好きなエイトを１つの区切りとして今年いっぱいで廃車にすること、そんな事もありレビューを書いてみました。

手元にあったらいつまでも無理させて、ぐしゃぐしゃにしてしまうんで。
それでも壊したくないから、ブツけたくないから走らないってのは許してくれないのがこのエイトなのかなとも思ってます。

まだまだ絶好調ですが、絶好調な内に、ボロボロになる前に、僕が最後のオーナーで居続ける為に、あと半年走りきってみます。

満足している点

まず車ってなんでしょう？買い物、旅行、通勤の移動手段？見て、弄って、乗って趣味使い？ストレス発散の休日限定車？十人十色色んな使い方や考え方があると思いますが、僕にとって車とは自分が初めて本気でやって結果が出たものであり、エイトとはその全てを教えてくれた最高の くるま です。
エイトに乗るまでは車って道具であり、速ければいい、見た目が派手でカッコよければいいって思ってました。でもエイトに乗って、初めて本気でぶつかれば例え相手が機械でもちゃんと会話が出来るんだと分かりました。
僕が辛いことがあれば優しく包み込む様に、逆に楽しいことがあれば一緒に最高の音を歌を奏でてくれたり。
特にオイルを変えて熱が入って丁度90度越えたあたりでしょうか、その辺での60km/hくらい、3000rpmくらいでの巡航は本当気持ち良かったですね。下品な例えをするなら賢者タイムのないオ○ニーです。本当頭の中が真っ白になって溶けます。

そんな感じでちょっと峠を気持ちよく走ってもちゃんと会話を続けてくれるので、ちょっとやそっとじゃ何も怖いと思いません。
もう少し速く曲がれるよ～とかあ、これ以上ハンドル切ったら滑るよ‼とか。シートとハンドル、ひいては五感を通じて常に僕と一緒になって考えてくれて感じたまま走れる様でした。
エンジンもハイパワー仕様だと7500rpm越えた辺りから凄くいい音を出してくれます。ついつい気持ちよすぎてレブまでぶん回してしまうことも多々…。

スタイリングに関しても申し分なく、初めて出会ったのはディーラーのエントランスでしたが、間違いなく一目惚れでした。美人は３日で飽きる、なんて言いますが、出会って７年経ちますが未だに純正OPの付いたスタイルが最高過ぎてエアロを付ける気すらおきません。特に斜め前から見たフロントバンパーからサイド、リアに流れるプレスライン、フェンダーアーチはいつ見ても何度見ても惚れてしまいます。
ただ残念なことに町中ですれ違う時よく見るのはバックミラー越しの後ろ姿なんですが、これもまたいい。
ちょっと暗くなってライトを点けて、テールライトが光りつつもリアのフェンダーアーチからチラッと覗くリアタイヤとフロントフェンダー、最高過ぎます。何度前を見てなくて前車にぶつかりそうになったことか。
前期に乗っておられる方で後期テールを入れる方がいらっしゃいますが、僕には理解が出来ないんです。あのワンテールとその横にほんのり光るスモールは絶妙なバランスで、もし今後後期に乗れるとしても僕は絶対前期テールを付けます。それくらい前期テール&後ろ姿が大好きなんです。
エアロもそうですが、純正のバランスって凄いんです。見た目幼女がセクシー系の服を着てもエロくはあってもなんかイマイチだったり、逆におばあちゃんが園児服着てもインパクトはあってもずっと見続けられるかって話です。やっぱりその車に合ったスタイルってあると思うんですが、僕は純正一択です。部品に関してもですが、メーカーの開発者が寝ても覚めても考えて考え抜いたデザイン、機能、配置etc…それはもう黄金比と言うべき絶妙なバランスの上に成り立っていると思ってます。
現状がっちゃがちゃに弄った僕の言うべき台詞ではないですがね笑

そんなエイトですが、１度降りようと決めた時は凄かったですね。
それまで壊れてたエアポンプが急に完治して始動が絶好調になったり。他の車を見に行ったら勝手にガードレールに吸い寄せられてフレンチキスしてみたり
。
ずっと、なんで捨てるの？もう飽きた？まだ私は走れるよ‼って話しかけてくるみたいに。
それでも１度降りて、でも紆余曲折あってまた買い戻したり…気がついたらもう完全に虜になってました。
そこで分かったのが僕は くるま も好きだけど、このエイトが大好きなんだと。

不満な点

１度心から通じあってしまうと離れられなくなります。
魔性の女と言いましょうか、中毒性が酷いです。

軽い気持ちで乗り出すと
金を撒き散らす様に無くなる、ガソリン
いつの時代に定期的にオイルが減ってくエンジンがあるんだよ、って言うロータリーエンジン
曲線だらけで拭きにくい、ボディ
夏じゃくても左足を火傷するくらい熱くなる、運転席

本当21世紀のくるまじゃないくらい手の掛かる、金も掛かる。
それでも快楽の沼に踏み込んでみたい変態向けかも知れません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験