RX-8 のレブについてです。

Question

RX-8のspiritRに乗っています。
いつもならメーター読み9400回転ほどで燃料カット(？)でそれ以上回転が上がりません。
しかし今日回してみたら、メーター読み9800ほどまで回ってしまいました。

どういった現象でこの差は生まれてくるのでしょうか？

条件は平坦な道で1速ベタ踏みです。
レブ当ては車にとって良くないとは分かっていますが、原因として何があげられそうかのご回答
よろしくお願いいたします。

Answer 1

俗に言う「オーバーシュート」だと思います。

タコメーターはエンジンの回転のパルス（コントロールユニットからの信号や、点火パルス信号）を時間で微分して回転率（RPM）を表示します。
この時の時定数を大きくすると値は安定するが、実際の回転率と表示にタイムラグが生じます。
指定数を小さくすると実際の回転率と表示のタイムラグが小さくなりますが、低回転領域では針が脈動したりします。

ですから、タコメーターの表示は、０．１秒ぐらい過去のエンジン回転数を表示してます。

２速や３速で回転を上げた時、０．１秒ぐらいのタイムラグなら、そんなに回転率に差は生じません。

しかし、１速なら０．１秒ぐらいのタイムラグでも、回転数が結構異なります。
9,400rpmの表示（計算結果）になった時に燃料カットしても、9,400rpmを表示している時には既に9,800rpmぐらいまで回っているから、9,400rpm表示の時に燃料カットしても、9,800rpmまで表示が跳ね上がると言う事です。

このように、制御するための情報と、制御が結果として現れるタイムラグにより、制御するための情報が制限値に達したため、制限値を超えないように制御してもタイムラグの為に制限値を一時的に超えてしまう事をオーバーシュートと呼びます。
恒温装置の温度制御のように、オーバーシュートを嫌うものはPID制御をしてオーバーシュートしないように制御しますが、レブリミッターはPID制御なんてしる必要が無いから、オーバーシュートしてしまうのです。

Answer 2

慣性だと思います。
燃料を、カットしても、ブレーキがかかるわけではないので、9400で燃料制御されたあとの勢い余った分の回転ではないかと思います。