とにかく楽しい
●現在も他年式のロードスターを所有していますが、ロードスター好きになったきっかけの車です。2シーター、浅いトランク・・・など実用性は低
2011.5.3
- 総評
- とにかく楽しい
●現在も他年式のロードスターを所有していますが、ロードスター好きになったきっかけの車です。2シーター、浅いトランク・・・など実用性は低いですが、週末を楽しむ良いツールになる事は間違いなし。
●ロードスターの成功で、海外各社が2シーターオープンを後発し今のオープン2シーターの地位を復活させたといっても過言ではありません。それだけの楽しさがこの車にはあります。
●気軽に楽しめるオープン。春秋冬と気持ちいいです。とくに冬は空気がおいしく最高!みな寒いだろ!などと冷たい目で見ますが、ウィンドーを上げ暖房を掛ければさほど寒くありません。凛とした空気と一体になれる瞬間が最高です▲よ~く夏はオープンカー!なんて無神経な事言っている方がいますが、夏は激しい直射日光で体にはあまり良いと考えません。そしてあまり気持ち良くありません。乗ってみれば解りますが・・・(個人的に・・・ですが)
●アフターパーツが豊富です。社外パーツが豊富なのも○ですが、ロードスターの場合、NA型→NB型までかなりのパーツが流用できます。壊れた部品を新しくするのに対策改善をされたNB型を装備するなんてのもアリです。
- 満足している点
- ●1600ならではの軽さでフットワークはなかなか(1800には無い軽さです)
●パワーは無い普通のエンジン◆ノーマルでは非力です。しかし、軽量の車をこれぐらいのパワーでヒラヒラ~と流すのがきもちいいのです◆パワーUPを狙うチューニングではなく吸排気系と多少軽めのフライホイールにするなどレスポンスUPだけで楽しさ倍増します(排気はあまり太くなくノーマルエンジンならφ54~60がお薦め)◆エンジンは距離が嵩みくたびれているのがほとんど、予算に余裕があるならオーバーホールか、リビルトエンジン(リーズナブル)がお薦め
●ショートストロークの心地よいシフト(この車が楽しい理由の1つです)◆中古の場合はシフトノブの付け根のシフトカラーと周辺ゴムが劣化して時には割れています。シフトフィールが悪いと思ったらまずここを疑ってみては?新品にするとカッチっと気持ち良さが復活します)
●よく動く足回り(そこそこお金の掛っている足回りはこのロードスターのキモ)ノーマルでのんびり乗るのもOKですが、ストロークをしっかりとれる全長式の車高調がお薦め(車高の下げ過ぎには注意を、この車はロールセンターをしっかり保ってこそ足の良さが光ります)◆中古で購入の場合足回りのブッシュを確認してください。経年劣化で痛んでいる車両がほとんど、ショックとスプリングばかり気にしている方がほとんどですがこの車のダブルウィッシュボーンの決め手は22個のブッシュです。予算に余裕があれば交換がお薦め。購入前には必ず下回りの確認をして下さい。
●タイヤ代が格安・・・いまどきの車は大径で極太タイヤが標準であったりしますがこの車は185/60R14が標準、1インチアップしてもタイヤ代はいまどきの車両より安いです。
- 不満な点
- ▲やはりよく言われる屋根回りの防水、経年劣化や前オーナーのメンテナンス次第で全く防水機能をしていないものがあります。中古で購入する際はウェザーストリップ・レインレール等のソフトトップ周辺のゴム類を新品にして下さい。NB用などにすれば改善されている事もあるのでさほど酷い事にはなりません。また、購入後も良い状態で長く乗りたいなら雨水の流れる溝の定期的掃除(枯葉や砂などで詰まりやすい)が必要です。
▲サポートの低い柔らかシート(購入後はバケットシートへの交換をお薦めします)
▲各所のプラスチック部品のもろさ・・・(当時のマツダ車共通ですが、劣化しやすく割れ易いので覚悟してください)
▲ミッションの3速が・・・距離を嵩むと入り難くなっている車両があります。エンジンマウントの劣化もありますが、購入前には高回転まで回して3速へ入れてみて下さい。この時、ギヤに嫌われてガリッとなったらミッションが痛んでいます。(ミッション 新品で15万くらいかな)
▲助手席の足元が熱い(排気管の取り回しのせいで、足元が熱いです。夏は結構きます)
▲メーター巻き戻しのしやすいメーター(なので中古で購入の際は距離と車の劣化具合をよ~くみ比べて下さい)例えば低走行車なのに、ワイパーやウィンカーレバーの記号の白字がほとんど擦れていたら怪しい?など)メーター距離だけで判断するのはやめて下さい。放置して乗っていない低走行車よりしっかりメンテナンスされてきた高走行車の方が状態が良い場合だってあります。
●とにかく年数の経っている車両です。購入前の整備状態、購入後のしっかrとしたメンテナンスが大切です。車両価格が安いからと言って軽い気持ちで購入しないほうがよいと思います。
●この車の場合は、他の車両と違いオープンカーでありマツダの車。この車への理解と知識があるお店で購入するのが、購入後最もリーズナブルにいい状態で維持するのに良いでしょう。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験