マツダ CX-7 「車が人を選ぶ（ＲＸ－７の流派） 車検の代車でこの車を借りましたのでインプを少々・・。外観はＲＸ－８を倣った曲線基調ですが決まったポイントが無く「ボテェ」のユーザーレビュー

車が人を選ぶ（ＲＸ－７の流派） 車検の代車でこの車を借りましたのでインプを少々・・。外観はＲＸ－８を倣った曲線基調ですが決まったポイントが無く「ボテェ

2009.3.3

総評

車が人を選ぶ（ＲＸ－７の流派）
車検の代車でこの車を借りましたのでインプを少々・・。外観はＲＸ－８を倣った曲線基調ですが決まったポイントが無く「ボテェ」として個人的には余り好きではありません。内装は他のレビューにもあるとおりプラスチックの質感がよくありませんがデザインはすっきりして良いと思います。走りはさすがマツダと思える操舵感覚で狙った線をダイレクトにトレースしてゆき楽しく安心してドライブすることができますがトヨタや日産車に慣れた方だと「ごつごつで快適でない！」とすぐに思うでしょう。この辺が企業の車に対する考え方（アプローチ）の違いだと思います。
アメリカ大陸のような直線の多い道路だと柔らかい乗り心地がよいでしょうが直線がほとんど無い日本や中世の細い曲がりくねった道路の多い欧州では車体剛性が高く引き締まった足回りの方が向いていると思うのですが，どうも我々日本人は大企業に洗脳されているのか柔らかい足回りを好むのですね。欧州では柔らかい足回りは×車と烙印が押されます。（故にトヨタのアベンシス等はトヨタ車らしからぬ堅い足回りをしております。）
ＳＵＶ＝背の高い高級車との概念をマツダの企業理念であるズームズームで表現するとＣＸ－７となるのでしょうが日本で認知されていない企業がニッチ（隙間）な車を作っても認知されないどころか蔑まれるところがとても悲しいですね。ニーズの多角化が広まっている日本でもこと車に関してはまだまだ旧態然としている感は否めませんね。

満足している点

○　走り・・ＳＵＶと嘗めてはいけません！過給器が作動すると怒濤の加速をします。動力性能と足回りのバランスが絶妙です。アイポイントが高い＝１ＢＯＸに乗っている感覚からするとびっくりしました。
○　排気量が小さい・・これだけの動力性能をＮＡに求めると３．５㍑以上を必要としますが軽量な分，フロントが軽くできあのハンドリングが実現するのでしょう。また税金も安くて維持費が楽です。
○　追加のオプションがいらない・・バックモニター等々ついててこの価格！２００万の車にナビ等追加していったらアララ・・３００万以上ってびっくりすることはありません。他のレビューで３００万以上の車ではないという意見がありましたがこの車を正当に評価しているとは思えませんね。

不満な点

●　騒々しいエンジン・・４気筒過給器付きであるがためスムーズさやシルキーさとは無縁です。
●　内装・・目の肥えた日本人からするとこの内張りは耐えられないでしょうね。（マイナーチェンジするとのことでこの辺の改良を期待します。）
●　視界が悪い・・Ａピラーが寝過ぎて視界が良くありません。
●　燃費・・排気量が車重に耐えられないのか小排気量にしては期待を裏切ります。（燃費が良ければセールスアピールになるだろうに・・）
以上短所で挙げた点はＳＵＶ＝高級車の概念から見たものであり，この車をスポーティＳＵＶと正しく見たら短所ではありません。この車はスポーツカーの如く「車が人を選ぶ」であり，ＲＸ－７のような車であると思えてなりません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験