マツダ CX-60 「納車3週間目レビュー」のユーザーレビュー

納車3週間目レビュー

2023.8.18

総評

酷評されている脚の硬さについては、ウチの25SエクスクルーシブモードのFRについては、ほぼないと言って良いと思います。前車のCX-8と比較すると、様々な点で洗練、進化されており、国産車でここまで所有感を満たしてくれる車に出会えるとは予想外でした。特にハンドリングが素晴らしく、ドライビングプレジャーに満ちた車だと思います。

満足している点

内外装のデザインと乗り味がもたらす新世代のプレミアムスポーツカーとしての所有感

不満な点

低速域のトルコンレスのミッションのギクシャク感、特に高速域での過剰な縦揺れ。

デザイン

5

全幅の大きさとロングノーズがもたらす威容と、彫の深いヘッドライトの造形やリアコンビネーションランプのデザインが、今までのマツダ車になかった高級車としての存在感を放っています。

走行性能

4

高速だけでなく、低速域でも、走る・曲がる・止まるという点でとても操り甲斐があり、運転が楽しい車です。
前車のCX-8は乗り心地重視でゆったりと運転するグランドツアラーでしたが、このCX-60は大柄なのに取り回しが良く操る楽しさに満ちていて、それでいてより高級感も兼ね備えている点が秀逸です。
やや腰高感があるものの、高速コーナー等でのスタビリティは高く、ドイツ車のSUVのそれに近付く性能を獲得していると思います。

乗り心地

4

ピロボール1個外しとスタビライザー外しを行っていないディーゼルハイブリッドやPHEV、4WDのグレードと乗り比べていないので何とも言えませんが、とにかく、乗り心地は良いです（日を追うごとに馴染んできているのか、乗り心地は向上しています）。

このFRモデルのこの乗り心地を硬いと評するのであれば、どれだけフワフワな乗り心地が好きなんですかと問い糺したいくらいです。欧州車のフラットな乗り味が好きなので、多少かっちりした味付けが好みなのですが、それを差し引いても良い乗り心地の部類に入ると思います。

積載性

3

後席ラゲッジはボチボチの積載性です。
望むらくはラゲッジアンダーをもう少し何とかして欲しい（こんな立派なBOSEのウーファーは要らない）。

燃費

3

車重が3列シートのCX-8とほとんど変わらず、2.5リッターNAの街乗りの燃費は良くありません。

価格

5

8月の価格改定前に購入したので本体価格は文句ありません。
ディーラーオプションがCX-8の時より格段に上がっているのは不満でした。大して高級感もないフロアマットが8万円とかあり得ません。

故障経験

特にありませんが、Qiが故障レベルに充電エラー頻発しているのが不満です。