基本にリソースをつぎ込んだクルマ
納車されて1,000キロほど走りました。基本的に都内中心、時折遠出の街乗りメインです。
「①力強いエンジン②反応の良
2013.3.14
- 総評
- 基本にリソースをつぎ込んだクルマ
納車されて1,000キロほど走りました。基本的に都内中心、時折遠出の街乗りメインです。
「①力強いエンジン②反応の良いトランスミッション③高いボディ剛性+堅めの足回り」が高い次元で絶妙なバランスになっていて、それでいて運転がしやすく楽しいです。
ボディサイズの割に見切りもよく、狭い道や駐車場での取り回しにも不安がなくなりました。
馴染めば馴染むほど好きになってきます。
SUVでも「人馬一体」。さすがMAZDA。
- 満足している点
- ①力強いエンジン
前車は2.0リッターのガソリンで、CX-5よりも200kg軽いクルマでした。
それでもCX-5の方が軽やかに加速していきます。特に中速~高速の伸びが良いと思います。
それ故に都内の運転でその真価が発揮されるケースは少ないのですが、非常に余裕を持った運転をすることができます。坂道を登っているといつの間にか後続車がいなくなります。
②反応の良いトランスミッション
個人的には加速面よりも減速面で感じることが多いです。アクセルオフでの反応がMT車に近いですね。たしかに加速局面においては「もっさり」感じることもあります。しかしエンジンの回転数や現在のギアも考えながら、適切なタイミングで踏んでいけばしっかりと応えてくれます。
このクルマに限らず、ATだからといって闇雲にアクセルを踏めばいいというものではなく、クルマの特性を把握することが必要なんだと思います。
(チョイと踏んでポンと出るクルマがいいという方は、他のメーカーへどうぞ)
③高いボディ剛性+堅めの足回り
背が高いのに、カタマリ感がしっかりあります。堅めの足回りとセットで非常に安定感のあるコーナリングができます。
他にもあると思いますが、特筆すべき3点を記載しておきました。
- 不満な点
- ○燃費が良いこと
本来は長所なんでしょうが「燃費が良い」点に着目されすぎたと思います。
それによって「車選び=1.燃費、2.内装、3.ディーラーのサービス」というような、クルマ本来の価値でクルマを選ばない人達がCX-5の購買層に入ってきてしまいました。
中長期的に見るとマツダやCX-5にとっては不幸なことなんだと思います。
燃費や内装に拘る方は、こんなトコロで文句を言ってないで早めに売却して、燃費や内装「が」優れているメーカーのクルマを買えばいいと思います。
マツダは基本的に「クルマが好きな人、運転が好きな人」のためにクルマを作っているのです。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験