マツダ CX-30 「ジャストサイズ、美しいデザイン。」のユーザーレビュー

ちょこらて ちょこらてさん

マツダ CX-30

グレード:XD プロアクティブ ツーリングセレクション_4WD(AT_1.8) 2021年式

乗車形式:家族所有

評価

5

走行性能
4
乗り心地
4
燃費
5
デザイン
5
積載性
3
価格
4

ジャストサイズ、美しいデザイン。

2022.11.2

総評
エクステリア/インテリアのデザイン、走行性能等、全てにおいて高バランス。昔に流行ったスペシャリティカーとかデートカーの現代版のように思えます。

流行のSUVと通常のハッチバック車の間くらいのイイトコ取りポジションがツボ、絶妙です。

兄貴分のCX-5とは狙っているところが違うのが乗るとよくわかります。パーソナル感はこちらの方に分があります。もっともっと売れても良いと思う。

[要望]
もっと特別感を演出したら良いのではないかと思います。お客さんが展示場にクルマを見に来て、5と30が並んでいるところで選択に迷っているようなシーン、こだわりがなければSUVの王道であり無難で良さがわかりやすく価格も然程変わらない5を選択しがち。また、ライバル他車のように明確なハイブリッド的な売りも無いから仕方がない···ではなくて、少々リア席やラゲッジが狭かろうがストロングハイブリッドが無かろうが「30じゃなきゃイヤだ、30が欲しい」と指名買いしてもらえるような、何かアピール出来る特別なものが欲しいところ。もっとパーソナル志向でスタイリッシュなインテリアのデザインを活かしてギラギラにならない程度にLEDイルミをアクセント的に入れてムーディにしてみるとか、もっとインテリアのカラーを増やしてみるとか。マツダの昔からの社風かも知れませんが自分達の優れた技術をアピールするのは大切ですけど、それらを意固地になって押し通そうとするところは改善の余地も有るのでは。自慢のXエンジンに固執せずにエンジンに北米仕様を導入してスポーティ度を上げるとか、方法はいくらでもあるかと。色付けや違いを明確に打ち出さないと出来のいい兄貴分の5に食われちゃう。弟分ポジションで売るだけじゃもったいないクルマです。
満足している点
美しいエクステリアデザインとボディカラー、クラス超えのスタイリッシュなインテリアデザイン/フロント部の質感、街中で持て余さない取り回しのしやすいサイズ感、マツダらしい骨太な走行性能。ディーゼルであっても静粛性が高いところ。オーディオも小音量から比較的バランスの良い音。全般的に満足度はかなり高い。
不満な点
一般的なSUVと違って低車高なので目線も低い。人それぞれのSUVの定義の解釈によって長所にも短所にもなりますね。

ドリンクホルダーや小物置きの位置がセンターコンソールの奥まったところにありますが、どこからも光が差し込まないので夜間は漆黒の闇で何も見えません。使い勝手向上の為にはぼんやりとイルミを点灯させるとか、ダウンライトの採用とか、何らかの対策が必要かと思います。現状では仕方がないので社外品を組み込むことに。また、今時のクルマなのに後席にUSB端子が無いのはどうかと。後席軽視に見えるのはドア内張りの前席との素材の差からも感じられます。

Aピラーからルーフにかけての形状とシート高により、乗り込む際に時折アタマをぶつけます。最近はAピラー〜ルーフ部の高さを手で確認しながら乗り込む習慣が出来ました。これはデザインと相反するところでもあるので欠点ではないですね。身長が175cmを超えている場合は自分の身体にルーフ形状やルーフ高を学習させて下さい(笑)
デザイン

5

CX-30の登場時、幅広い面積の無塗装樹脂部にスゴく違和感を覚えましたが、見慣れてくるとこの無塗装樹脂部と塗装部の比率やバランスが絶妙であることに気付く。遠目からみると樹脂部があることでクーペのようにボディを薄く見せ、そのまま車高をあげてSUV化したように見えるスタイリッシュさ。また、ドアパネルに折り目を入れないことで生まれたうねりのある曲線美。映り込む風景がキレイ過ぎます。停車時しか確認出来ないのは残念ですね。
走行性能

4

1.8Dは必要にして十分です。2.2Dの怒涛の加速は無いですが、エンジンが唸ることも無くスルスルといつの間にかスピードが上がっていく感覚は実にスマート。街中ならこちらの方が扱いやすいかも知れません。高速道路では何より合流までの加速時のスピードのノリが気持ちいい。高速域では追越時でも常識の範囲内なら不足はありません。登坂路や山道でもトルクがそれなりにあるのでそんなに回転を上げることなく登りきります。この魅力を味わうとガソリン車に戻れなくなりそうです。

ハンドリングはこのジャンルの中では車高が低いこともありアタマが振られないので、ユラユラもせず通常のハッチバック車っぽく安定して運転出来ます。一般道ではステアリングが適度な重さで安定しており細かい修正舵も入れずに済むこと、山道はやはり低車高から運転は楽しい。

ドライビングスタイルは普通のハッチバック車とあまり変わらず、車高の高いSUVを捻じ伏せての運転スタイルとは全然違います。

※米国仕様の2.5ガソリンターボ車、憧れますね。一度でいいから乗ってみたいなあ。
乗り心地

4

運転席シートは骨盤を支え背骨をシャキッと伸ばさせてタイトに座らせて運転させるタイプです。乗り味はマツダらしく硬目ではありますが、標準は55扁平タイヤでもあり細かい凸凹や路面のうねりなどでも上手く吸収し追従してくれる柔軟な感じがあります。たぶん45扁平タイヤにローダウンした自分のCX-8のほうが硬いです。突き上げもあまり感じないのはAWDだからなのか2021年の脚まわり改良後モデルだからなのかはわかりませんけど。大きい段差では時折ガツンと入力があり、これがトーションビームのネガの1つと云われるのかもしれない。しかし、以前乗っていたCX-5(KE)と似たような乗り心地にも感じますし、このレベルでNGならどのクルマに乗っても不満が出るんじゃないかなあと。酷評も散見されますがアラ探しレベルだと思います。
積載性

3

先ずは居住性、広くはありません。
狭くないとのレビューもありますが、、、
うーん、、、狭いと思う。

大きめのお子さんがいるご家庭、常に4〜5人でガンガン使い倒すシーンには向きません。CX-5の選択がベター。後席も背もたれが立ち気味なので着座姿勢に自由度はあまりありません。うーん、思い返せばCX-5(KE)を少し狭くしたような感じですね。しかし、たまに友人と4人位でのお出かけ程度なら問題無し。それでも基本はフロント2名乗車かと。上質で満足のいくステキな時間を過ごせます。

ラゲッジスペースは外観で想像がつく、見た目通りの広さです。
通常の買い物で不足することはありません。COSTCOにもそれなりに対応出来ます(笑)
ボディサイズ的に大きなモノは詰めないし両サイドが抉れていないので使い勝手や容量的に損をしているようには感じます。ただ、AWDであっても後席シートを倒せばほぼフラット、広くなるし使いやすいです。

まあ、居住性や積載性に関して、このスタイルとサイズで多くを望むのは欲張りというものです。
でもそんなところからCX-5にお客さんを奪われてしまって売上が伸びないのもこれまた事実か···
燃費

5

車載燃費計での確認になりますが、街中では渋滞等を含めても14kmを下回るのは稀のようです。高速で一般的な速度で巡航すれば25kmを超えることもあります。総じて良いと判断出来るのではないでしょうか。2.2Dよりは明確に好燃費です。
価格

4

グレードにもよりますが、Cセグメントで安全装備ほぼ全部乗せと考えれば適切ではないかと思います。
故障経験
まだ無し。

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