マツダ アテンザスポーツワゴン 「爆発的な馬力やカタログ上のスペック、ブラ...」のユーザーレビュー

爆発的な馬力やカタログ上のスペック、ブラ...

2009.3.1

総評

爆発的な馬力やカタログ上のスペック、ブランド名などを求める方には物足りないかと思いますが、目的地に早く安全に、そして楽しく移動する道具として、かなりコストパフォーマンスに優れた車だと思います。
欲を言えば、25Zの装備でタイヤを17インチに下げて乗れば、なお良かったと思っています。
前車ランティスが長所と短所の振り幅が大きく、中毒的な魅力に溢れた車だとしたら、アテンザはつぼを押さえた上、なお伸びしろが残っていて、ユーザーの好みや成長に合わせて長く乗れる車だと思います。それはメーカーとしての意志と、製品の完成度がうまく合っているからだと思います。
先代はいたずらにBMWなどと比較して、これほど近づきました的な評価がマツダ自身からありましたが、新型はマツダとしての”アテンザ”の意志を強く感じます。

一時期のマツダの低迷からの復活の答えは、新型アテンザでも乗ればすぐに分かると思います。外国から来た社長がパフォーマンスするどこかのメーカーとは違い、マツダは製品が答えを出しています。そんな事に興味のない方でも、積極的にマツダを選ぶだけの十分な価値がある車だと自信を持ってお勧めします。

満足している点

○秀逸なデザイン・・・エクステリアはインパクトの強さと飽きのこなさを上手く両立していると思います。インテリアもホンダほど媚びておらず、スバルほど男臭くなく、まずまずだと思います。
○燃費の良さ・・・都内２３区の通勤時で8.5～9.5、高速で14.5～16を超えたりもします。
○室内の広さ・・・後部座席はリクライニングしませんが、十分広いので不満はないと思います。
○走行性能・・・ハンドルはやや軽く感じますが、街乗りから高速まで気持ち良く走れます。エンジン音も心地よく車内に聞こえますし足回りも適度に硬いので、運転を楽しみたい方でも満足できると思います。馬力やトルクも必要にして十分なレベルでしょう。

不満な点

●オプションの設定・・・なぜそこまで抱き合わせにしたいのか、意味が分かりません。自分も含め、もっと色々と付けたかった人は多いと思います。
非常に不親切な設定です。
●オートワイパーの作動とオートライト位置の順番・・・オートワイパーに関しては全く使い物にならず、むしろストレスを感じます。　間欠が事実上選べないのはかなりのマイナスです。
オートライトはoff→オート→スモール→ロービームではなく、オート→off　→スモール→ロービームの順だと良いと思うのですが。
●速度計・・・ピッチが狭いので、速度を確認しずらいです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験