マツダ アテンザセダン 「 4年6カ月間乗った旧型スポーツ23Sから、MC後の新型セダン20Sへの乗り換えになります。  スポーツ23Sでは4年6カ月の間ほとんど不具合が」のユーザーレビュー

ニックネーム非公開さん

マツダ アテンザセダン

グレード:セダン20S(AT_2.0) 2010年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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 4年6カ月間乗った旧型スポーツ23Sから、MC後の新型セダン20Sへの乗り換えになります。  スポーツ23Sでは4年6カ月の間ほとんど不具合が

2010.9.19

総評
 4年6カ月間乗った旧型スポーツ23Sから、MC後の新型セダン20Sへの乗り換えになります。

 スポーツ23Sでは4年6カ月の間ほとんど不具合がありませんでした。他社の高価格車の書き込みでよく見受けられるきしみや異音も皆無でした。見えない部分での造り込みが誠実に行われているからだと思います。新しいセダン20Sにもよき伝統が受け継がれているようです。

 しかし、平成22年1月のMCを経て魅力を増した新型アテンザの日本での販売が月に数百台で低迷していることは残念です。

 ただし、1月から8月までの全世界での販売が16万台(月平均2万台・前年度比50%増)に伸びていることは注目に値します。派手な変化はなくても実質的なメリットにつながる改善に敏感な人たちが外国には多いのかもしれません。

 このことは、車のあり方を日本人とは異なった視点で考えている人たちが世界には数多くいるのだということを認識させてくれると同時に、未来の車社会のあり方をも考えさせてくれます。

 目には見えにくい部分や数字で表すことが難しい部分がとても真面目に造られたこの車が、本体価格220万円で、しかもエコ・カー補助金とエコ・カー減税つきで購入できたのは、大変幸運だったと思います。

 4年後に買い替えを考えるときは、Sky-G-EngineとSky-Driveという新たな魅力を身につけた次期アテンザがちょうど2年目のMCを終えた頃だと思われます。さらなる熟成をしていることでしょう。マツダさん、期待しています。
満足している点
① 外観:、完ぺきと言って良いほどスタイリッシュだった旧型(スポーツ23S)と比較すると、新型(セダン20S)は少し肥大化した感があることは否めませんが個性的で良いと思います。特にD・オプションのスポーティ・グリルをつけた新型を正面から見るとかなり迫力があります。

② インテリア:シンプルですが自分にとっては十分です。ダッシュボードは柔らかいソフト・パッドと硬質なプラスティックとを場所によって使い分けていますが、手で触らない限り分からないほどの出来で問題はありません。ドアの内張りの柔らかい材質に好印象を持ちました。これ以上のもの(木目調パネルなど)は自分には必要ありません。

③ 乗り心地:旧型で一番問題だった乗り心地が新型のMCで改善されたようです。旧型(23S)では舗装状態が良くない道路では少なからず突き上げ感がありました。特に後席に乗る家族には不評でしたが、新型はずいぶんマイルドになりました。薄い毛布を敷いたフローリングの上で寝がえりを打っているのが旧型だとしたら、新型は少し固めのマットを敷いたフローリングの上で寝がえりを打っているような感じです。羽根布団ではないところが良いところです。

④ 室内の広さ:前後席とも十分な広さが確保されています。まず前席では足元が左右とも広々していて窮屈感は皆無です。また後席の広さも特筆ものです。自分の身長(170cm)に合わせてフロント・シートの位置を設定してから後席にきちんとした姿勢で座ると膝の前に20cm近くの余裕ができます。FRの車にはないFFの特長がよく生かされていると思います。

⑤ シート:座面の長さが十分確保されている上に、表面は柔らかく体を包み込みながらその奥でしっかりと支えてくれる厚みを持っていますので、長距離での疲労を軽減してくれそうです。

⑥ 装備:必要十分な装備が付いています。頻繁には使わないでしょうが、ヒーター付きのドア・ミラーやクルーズ・コントロールはいざと言う時に便利でしょう。

⑦ ハンドリング:良いハンドリングの代償となりがちな乗り心地がMCによって改善されましたが、依然としてきびきびとしたハンドリングは失われていません。どのような速度でも、またどのようなカーブでも、思った通りのラインを描いてくれます。極めて自然なハンドリングがこの車の大きな美点です。
不満な点
① 燃費:23Sでは、私の使用状況(片道15分の通勤)で7km/l前後でしたが、20Sでは同じ状況で8km/l弱です。猛烈な残暑のためにエアコンを強めにしている影響かもしれませんが、カタログ燃費(15km/l)からしてもう少し伸びてほしいと思っています。

② 直噴になった2000ccエンジンは常用域では問題ありません。出だしの低速時は23Sに比較すると少々もたつき感があるのは否定できませんが、必要があれば少々アクセルを強く踏めば良いことです。普通の坂道であれば、特に力不足を感じることもありません。

③ 装備:20Sでもサイド・カーテン・エア・バッグが標準になり、DSC(横滑り防止装置)がオプションで選択できれば申し分ないところでした。

④ 静粛性:60~70km/h程度で走行した場合、前席ではあまり気にならないロード・ノイズが後席では(後輪あたりから)結構聞こえてきます。アテンザの特等席は運転席なのだと思うとともに、この価格帯の車では仕方のないことなのかもしれないとも思っています。ときどき後席に乗る家族には、乗り心地が改善されたこととゆっくり座れる広さがあることで勘弁してもらっています。
デザイン

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走行性能

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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