マツダ アテンザセダン 「誤解を与えにくいセッティングですね 12月8日にディーラーで試乗しました。自分がマツダ車所有なので、新型車が出るたびにいつもの店に試乗に行きます。コー」のユーザーレビュー

誤解を与えにくいセッティングですね 12月8日にディーラーで試乗しました。自分がマツダ車所有なので、新型車が出るたびにいつもの店に試乗に行きます。コー

2012.12.9

総評

誤解を与えにくいセッティングですね
12月8日にディーラーで試乗しました。自分がマツダ車所有なので、新型車が出るたびにいつもの店に試乗に行きます。コースはおまかせなので、私なりに12kmほどの山道、連続コーナーを含むコースを走ります。
マツダの現行車はロードスター以外全部同じコースで乗りました。
もちろん、最高！の車です。試乗車が19インチだったためか、かなり路面の凹凸を拾います。でも、思ったところを思った通りに走ることができて、運転がうまくなった感じです。…つまり、その分余裕が生まれて長距離でも疲れにくいでしょう。
エンジンはターボなので、ゴー＆ストップは苦手でしょう。ある程度速度に乗って走れれば、こんな快適な車はありません。内装も上品で、マツダ車の中では質感が最も高いです。ごてごて派手な内装が好みの人は、候補に挙げないでください。
ダッシュボードもマツダ車では久しぶりの全面ソフト内装でした。キャパシタ（コンデンサ）付なので、瞬間的な充放電が得意で、CX-5よりも明らかにギヤ比が低いのに燃費は相当良いのも、長距離を走る人にはうってつけでしょうね。いま、LY3P23SLパッケージに一年半乗っていますが、できるものならすぐにでも買い換えたいです。

満足している点

巡航中にアクセルを踏み込んだ時の「まるでリッターバイク」のような猛烈な加速が、素晴らしいです。10年ほど前に友人に借りたシルビアのツインカムターボのよう…でも、回転数はそんなには上がらないで、車速だけが跳ね上がる感じ。でも、アクセルを踏まないと、トルク感ほとんどなく、自然とエコ運転できる感じがすばらしいです。
相当大きなサイズですが、運転していて大きさは感じません。よくできていますね。いろんな安全技術がオプションでついていれば、実際に困ることはほとんどないでしょう。でも、都市部で乗るにはなにかと物理的な大きさで困るかもしれませんが…。
サスが、シャシが、すごい出来です。一般路（対面通行のかなりきついカーブ連続）で、LY3Pでちょっと怖い速度+10km/hでも、まるで普通に抜けていけます。「硬い」といっても、足回りがちがちのスポーツタイプじゃないのでロールもありますが、ヨーイング＆ピッチングは皆無でまさに「オンザレール」の走りです。

不満な点

最近MT設定があってもATとほとんどモード燃費が変わらないのがふつうなのに、この車は2km/l以上の差が…、乗ってみるとトルクの割にものすごくギヤ比が低い。巡航中も制限速度でいつも1600rpm/minほどまわっている印象。だからちょっと踏むとスッとトルクに乗って加速するのですが、平たん路で65km/hでも6速には入りません。この掲示板の書き込みにも「わかりにくい人」がいて発進などでのトルク不足が書いてありますが、これは「ターボ」を知らない何よりの理由。ノートのスーパーチャージャー付車がなし車よりもモード燃費がよいのは、この「加給されてない部分」を積極的に使うからですよね。過給機大好きのドイツ車も同じ。ところが、ユーザーの誤解を恐れて（走りをアピールしようとするばかりに）加給領域の中でしかエンジンを使わせてくれない設定です。CX-5の方が、自然でスポーティだと思うのですが、個人的には。もし、燃費スペシャル的なグレードを出せば、25km/l行きそうなできばえなのに、おしいなぁ。あるいみ、「万人受け」しようとするのが残念です。
あと、同時にガソリンのCX-5にも乗りましたが、2Lとは思えない軽快さで街中では以前乗ったディーゼルより好印象でした。アテンザも、街乗り中心でちょっとリッチな感じがほしければ2.5L車が良いのでは？　XDは郊外路+高速中心の人向けだと思います。どちらも相当ハイレベルですが…。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験