マツダ アテンザセダン 「アテンザ3姉妹：１ｃｃ\1000のセダン このたび、マツダより2代目のアテンザ3姉妹＜セダン・ワゴン・５HB＞が、万を持して リリースされました。 　」のユーザーレビュー

アテンザ3姉妹：１ｃｃ\1000のセダン このたび、マツダより2代目のアテンザ3姉妹＜セダン・ワゴン・５HB＞が、万を持して リリースされました。 　

2008.2.15

総評

アテンザ3姉妹：１ｃｃ\1000のセダン
このたび、マツダより2代目のアテンザ3姉妹＜セダン・ワゴン・５HB＞が、万を持して
リリースされました。
　プラットフォーム、エンジンを共有しコストパフォーマンスとBODY形状毎にポテンシャルを
最大限、発揮できるように考えられたシャーシデザイン。
　随所に、ＲＸ－８での技術がフィードバックされた、ギミックの採用。
国産スポーツーカーメーカーと形容したい、マツダがリリースした、新型アテンザは、
三種のBODYどれでも　気合十分のクルマです。
　今回は、1cc換算　1000円になる、車体価格税込250万円、2500ccのセダン２５ＥＸについて
その魅力を述べましょう。

満足している点

オートメッセ会場にて、欧州仕様の実車を確認してまいりました。
①コクピットに座ってみて、自然に決まる運転姿勢。チルト・テレスコ機能とシートポジション
で理想のポジションの設定可能。
②シートとルーフの絶妙な距離感。タイトなのに狭く感じない。まるでレガシィーやBMW３
シリーズ内装のような感覚。
　また、結構　幅もあり車体が大きいのに大きさを感じない感覚は、やはり現行型：E90
BMW３シリーズと通じる。
③ベース車の2.0 20Cより、４３万円高いが＜実は20Cもほぼ、1cc1000円＞フロントフォグランプ、
ディスチャージヘッドライト、クルーズコントロール、運転席パワーシート、本革シート、
アルミホイール、TCS（トラクションコントロール）、ESC（横滑り防止装置）、タイヤサイズ
195/65R16⇒215/50R17にuｐ、最大の違いエンジンは、最高出力150ps（110kw）/6500rpm⇒
170ps（125kw）/6000rpmにup、最大トルクは、18.6kg・m（182N・m）/4500rpm⇒23.0kg・m
（226N・m）/4000rpmにup　の格差を考えれば　２５ＥＸはバーゲン価格というべきでしょう。
④走りに拘るシャーシは、底面にフロントタイヤ馬蹄型ディフレクタ装備、センターフロント
アンダーカバーも備え、底面の空力考慮しています。
⑤FFグレードは、ＲＸ－８で定評のラックドライブ式電動パワステを採用＜4WDは油圧＞、
ブレーキ性能も２～2.5L車での時速100kmからの制動停止距離はクラストップ。
5速ＡＴは、ＲＸ－８で定評のＡＡＳ（アクティブ・アダプティブ・シフト）を採用。
路面の、勾配やワインディングにあわせたシフト選択がドライバーの意図に合うものです。
⑥その他、ＯＰでのBOSEサウンドシステムの選択肢や、ユーロ然とした、メーター、インパネ
コクピットのデザイン、歩行者考慮の安全バンパーなども、世界戦略車らしい拘りです。
マツダ車のヨーロッパ市場での評価の高さが理解できる仕上がりでした。

不満な点

4WDのみ、6ATの採用。5ATでも十分かもしれませんが、できれば全グレード６速AT採用が
理想だった。
　ATでのアドバンテージはあるが、競合する他社同等車種＜ex：ギャランフォルティス・
レガシィーＢ４等＞　と比較した場合、2000ccクラスでの、コストパフォーマンスは
ギャランフォルティスに軍配。　また、エンジンのパワースペックも、2000ccクラス、
2500ccクラスとも、ギャランフォルティス・レガシィーＢ４に一日の長がある。
　どうせ、出すなら、こういった細かい詰めも完璧にして出してほしかった。
しかしながら、上述の長所の美点を考えれば、短所はご愛嬌？本当に、マツダらしい
格好いいクルマでした。　きっと、人気車になることでしょう。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験