マツダ アテンザセダン 「高速域の安定性と乗り心地の両立 試乗しました。このクルマによりマツダ好きになりました。親父は嫌そうな目で見ているけどね。(トヨタ系大手部品メーカー勤務」のユーザーレビュー

高速域の安定性と乗り心地の両立 試乗しました。このクルマによりマツダ好きになりました。親父は嫌そうな目で見ているけどね。(トヨタ系大手部品メーカー勤務

2007.10.20

総評

高速域の安定性と乗り心地の両立
試乗しました。このクルマによりマツダ好きになりました。親父は嫌そうな目で見ているけどね。(トヨタ系大手部品メーカー勤務なので)
　このクルマは欧州車らしいクルマ造りを肌で感じる。よく回るエンジン、強靭な足回り、高いブレーキ性能、ホールド性の良いシート、ボディ剛性の高さ等である。それに国産車らしい、街中での乗り心地も重視されるなど、懐の深さも秘めている。それが私のツボにハマるのだ。
　私は日本で乗るには、ＢＭＷのＥ４６、３シリーズより、このアテンザの方が快適である。なぜなら街中での乗り心地が良いからだ。アテンザは高速域での安定性と、街中での乗り心地の良さが両立されている。
　もちろんＥ４６はいいクルマだ。私のクルマ観をガラリと変えたクルマでもある。ただ、日本の街中での乗り心地は、正直に言って、それほどいいとは言えない。
　ドイツ車が欲しいけど、日本車的な「ユルさ」も欲しい、という人はこのアテンザはお勧めします。(新型も現行と同じようなセッティングをするでしょう。)

満足している点

１　ハンドリングの良さ
　スペック上ではフロント・ヘビーだが、それを感じさせないハンドリングだ。約５０ｋｍで左右にステアリングを急にきっても、まったく不安感がなく、うまくトレースできた。これはサスペンションの強靭さとボディ剛性の高さ、それに４ＷＤシステムの恩恵だ。
２　動力性能
　エンジンは自然吸気に近いターボだ。ターボラグはそれほど感じないが、３０００r.p.mを越えるとターボが急激に効き、強烈な加速をする。
　また、低回転域でもシフトチェンジしやすく、扱いやすい。
３　「しなやか」かつ「どっしり」とした足回り
　上記の通り。
４　ボディ剛性の高さ
　運転していて、ボディが凄く強靭だと肌で感じる。安心して運転できる。

不満な点

1 ＭＴ
　６ＭＴしかないのは疑問。(このご時勢でＭＴしか設定しないのも凄い決断だけどね。)６ＡＴ、６セミＡＴを設定した方が売れると思う。
　また、１速から２速に繋ぎにくい。おそらく、クラッチが重いために、半クラッチがしにくいのが原因だと思う。あと、バックが大変。クラッチが重いので...。それ以外は問題なくシフトチェンジできる。
　それらについては新型マツダスピードアテンザに期待しましょう。
２　インパネの質感がイマイチ
　シートは良いが、ダッシュボードの質感がイマイチ。
　もっとも、その分パワートレインに力を入れているので、目をつぶろう。(笑)
　インパネに関しては、価格を考えると値段相応かな。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験