ロータリーエンジンについて

Question

ロータリーエンジン搭載車で横置きを見た事がないのですが、ロータリーエンジンは横置きにしてFFやMRの車種を作る、もしくは他車種へスワップする事は不可能なのですか？

Answer 1

ロータリーエンジンは全幅より全長の方が短いうえ、エンジン左右にプラグと排気管を出さなければならないのでエンジン横にギアを密着できず横置きFFのメリットが無いんです。
横置きの方が場所を取ってしまいますから。(バイクなら横置きの方が多いです)
初代miniの様にエンジンとギアを直列にするなら可能でしょうが、ロータリーのパワーであんな非対称のデフだと、とても真っ直ぐ走れないでしょう。
エンジンとギアを2階だてにする手もありますが、ボンネット高が高くなってしまいます。
ロータリーFFミニバンでも作らない限り意味が無いですね。 売れそうも無いし。

FFは初代カペラ以外にもNSUのRO80が縦おきFF4ドアでした。
同じNSUのスパイダーは確かRRだったはず。 MRだったかもしれません。

また、マツダのパークウェイ(だったと思う)というマイクロバスがMRです。
機構的にはFRと同じですが、エンジンがコンパクトなので床下に入れてしまった構造です。

FRでワンオフなら他車種へのスワップはよく行われます。 先のシャンテはもちろん、地元のショップでジムニーに載せたのまでありました。
あと、ボクサーエンジンのスバル系には載るらしいです。
今となってはパワーも変わらないので単なるヲタク車ですが。 ロータリー4WD 乗ってみたいなぁ。。。
初代カペラのエンジンとミッションが手に入れば今のFF車にスワップ可能でしょうが、30年前のエンジンを載せる意味は無いでしょうし。

横置きFFは出力軸の高さが違いすぎるのでたとえスペースを無視したとしてもスワップできるミッションがありませんね。
ギアボックスをワンオフで作るのは非現実的でしょうね。

Answer 2

初代カペラロータリーがＦＦでしたね・・

ＦＦロータリーはその一代のみ後はＦＲですね・・・

ロータリーはマウント事態特殊で他社へのスワップも難しいですね・・

昔１０Aか１２Ａ型ロータリーをスバル３６０（軽）のリアマウントにした改造車が有りましたよ（ＲＥ雨宮が作ったと思います）

将来的にはＦＦロータリーが出る可能性も有りますね・・・

Answer 3

大昔のルーチェが、ロータリーエンジンのＦＦだったと思います。
それいこうは、ＦＲしかありません。
ロータリーエンジンはコンパクトなので、どの駆動方式にでも対応できたはずですが、オイルショック、排ガス規制、業界内での軋轢等があり、結果的には、スポーツカーにしか受け継ぐことができませんでした。
それも、ピュアースポーツとしては、ＲＸ-７が最後です。
もともとエンジン内の気密性が確保しにくく、簡単そうで、本当は難しい工作技術が必要です。ロータリーエンジンを実際に作っているのは、極数人の高齢の職人さんです。一度、技術伝承が絶えると、ロータリーエンジンの再興は難しいので、水素エンジンとして、技術を絶やさないで欲しいと思います。

以上のように、ＦＲしか事実上存在しませんので、エンジンではなく、ミッションの関係で、ＦＲとしてしかスワップは非常に難しいと思います。

Answer 4

スワップの事例はあります。

かっての軽自動車シャンテにロータリーを
移植して公認を取得して走ってました、
当時の軽はFRが主流だったので縦置きに
搭載していました、
移植は可能ですがする人がいないだけです。

かってはマツダの25人乗りのマイクロバスにも
ロータリー搭載車が市販されていましたがエンジン
の搭載方法はよく覚えていません。

Answer 5

できなくはないですが、マツダさんが言ってるスポーツカーの理想は前後重量配分が50対50なので、FRになるのでは？

また、ロータリーエンジンはスポーツカーに適したエンジンなので、FFの大衆車を作るつもりがないのでしょう。

昔に雨宮さんが軽自動車にロータリー載せて高速でポルシェを追いかけてたらしいですが。