カロッツェリア（パイオニア）とパナソニック製のカーナビの特徴をそれぞれ教えてください。

Answer 1

自分が過去から見て来ての印象ですがカロッツェリアは「いいナビを作ろう」という発想。
パナソニックは「売れるナビを作ろう」という発想が強いですね。
例えばカロは最初に3Dジャイロを搭載しました。これにより位置精度の高さを確立しました。
これは使わないと真の性能はわかりません。
パナソニックはVGAモニターを一番最初に採用しました。これはこれで見やすくていいのですが
店頭で一番ユーザーにアピールできる点です。
どこのメーカーでも考えついたり採用できる機能は各社がその機能を切磋琢磨していきます。
これはカロでもパナでも同じです。
しかし技術力がなければ搭載出来ない機能を最初に搭載してくるのはカロのほうです。
今のナビはソフトで機能がバージョンアップするのは当たり前です。
これを最初にしたのはカロのロードナビゲーターシリーズです。
当時の他社のものは地図のみしか更新出来ないのが普通でした。
カロのこのシステムを見て他社は「そんなことしたら新しいナビが売れないじゃないか...」と鼻で笑ったものです。
しかし今以上に高かった当時のナビでこのシステムはユーザーに受け入れられました。
それで他社もこのシステムを導入せざるおえなくなったわけです。
3Dジャイロにしてもそうです。他社は「本当に効果があるのか？」と懐疑的でしたがその位置精度の高さはユーザーをうならせましたし他社はこの位置精度ではカロに3年は遅れていると言われたものです。
パナはそういう技術が確立してから資金力をもってその市場を先見するというやり方です。
ですので成熟した技術を使いやすく搭載してきます。
逆にカロは社名のパイオニアの意味のように「先駆者」的な挑戦をしてくるメーカーです。

質問者からのお礼コメント

なるほど。
確かにパイオニアは高級な感じがして、パナソニックは大衆向けの感じがしますね。

メーカーの雰囲気がそのまま出てますね。