レクサス UX 「サイズ小さめでも、やっぱりこれは「レクサス」」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

伊達 軍曹
伊達 軍曹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
4
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
3
燃費
4
価格
4

サイズ小さめでも、やっぱりこれは「レクサス」

2021.3.11

年式
2018年11月〜モデル
総評
一般的なコンパクトSUVより高い車両価格に、心の底から納得できるかどうかは人それぞれの価値観次第ですが、少なくとも「高いだけのことはある」というのは間違いありません。
満足している点
総合的な走行性能や乗り心地、静粛性などは「さすがはレクサス」といったところで、一般的な価格のコンパクトSUVとは次元が異なります。
不満な点
改善されたとはいえ、ラゲッジがさほど広くない点はやはり少々気になります。また、人によってはランフラットタイヤ特有のゴツゴツ感が気になるかもしれません。
デザイン

4

レクサスではおなじみの「スピンドルグリル」が与えられたエクステリアは、大胆な雰囲気を感じさせつつも洗練されておりフィン形状のリアコンビランプも個性的。インテリアの質感も上々で、和紙の質感を表現したというインパネルのオーナメントなども特徴的です。
走行性能

4

GA-Cというトヨタの新世代プラットフォームをレクサスとしては初めて採用し、パワーユニットは174psの2L直噴直4と、146psの2Lエンジンを109psのフロントモーターがアシストするハイブリッドの2種類(※EVのUX300eも商談申し込み受付中ですが)。レクサス自慢の予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」の第2世代と併せ、レクサスの名に恥じない力強く繊細な走りを披露してくれます。
乗り心地

4

標準車の乗り心地は比較的ソフトですが、オプションのNAVI・AI-AVS(電子制御式ショックアブソーバー)+パフォーマンスダンパーが装着された「バージョンL」または「Fスポーツ」は、「しっかりしているのにしなやか」といったニュアンスになります。
積載性

3

似た寸法の他社SUVと比べて荷室容量が少なめなのがUXのネックでしたが、2020年1月の変更でガソリン車の荷室容量は220Lから最大310Lに改善され、ハイブリッド車も2020年10月の一部改良で上下2段式のデッキボードを全車標準装備とし、デッキ下段時の容量を268Lとしています。
燃費

4

レクサスUXのWLTCモード燃費は、ガソリン車が16.4km/Lでハイブリッド車が21.6〜22.8km/L。ガソリン車はクラス標準で、ハイブリッド車は、ガソリン車との価格差がそう大きくはないという意味で「良好」といえます。
価格

4

レクサスですからもちろん安くはありませんが、「レクサスの新世代SUVが397万3000円から」というのは、ある意味お手頃とはいえるでしょう。ただ、オプション装備をいろいろ足していくと高くなりますが。
伊達 軍曹
伊達 軍曹
自動車ジャーナリスト
外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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