レクサス RC のみんなの質問

解決済み
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レクサスGS300hでホイールをインチアップしようと考えておりまして、今履いてるホイールは
レクサスのGSのホイールの純正
17インチ、7.5J、インセット45.PCD114.3、5穴

次新しいのを考えて

いるのが
レクサスのRCのホイールの純正
18インチ、8J、オフセット45、PCD114.3、5穴

このホイールに交換することは可能でしょうか。
また、純正から純正ですが、インチアップによって乗りごごちとは変わってしまうのでしょうか。それともほとんど変わらないのでしょうか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

装着に関しては、レクサスGSの純正18インチ仕様も全く同じ「18×8.0+45」ですので全く問題ありません。RCのホイールもハブ周りのスペックは同じ(PCD114.3×5H/センターハブ径60mm/M12×P1.5平面座ナット)なのでそのままポン付けできます。ディーラーの整備も車検も問題ないのでご安心ください。但し、タイヤサイズは「235/45R18」を推奨します。

■乗り心地について

乗り心地は変わりますが、それが乗り心地の善悪の問題ではなく、テイストが変わると捉えてください。

<タイヤの硬さ>

確かにインチアップすると乗り心地は硬くなる傾向はあります。それはタイヤのゴムが薄くなるのが直接的原因ではなく、インチアップによりサイドウォールを補強する必要があるためです。タイヤの構造の問題なので、タイヤの銘柄によって硬さが変化すると考えてください。ここでいう硬い=悪いという意味ではないです。この硬さが好みな人も苦手な人もいると思います。硬めが苦手な人は、コンフォート系のタイヤ(REGNO/ADVANdb等)を装着することで硬さは軽減します。

<ホイール重量>

硬く感じるもうひとつの原因はインチアップによるホイールの重量増です。いわゆるバネ下荷重の増加ですね。軽量なクルマやサスペンションの動きの渋いクルマは、インチアップにより路面の凸凹をダイレクトに拾いやすくなります。そのため、より軽量な「鍛造ホイール」を装着して、バネ下荷重の軽減をはかる方法もあります。実は重たいホイールにもハイドロプレーンニングの低減効果や高速直進性の向上といったメリットもあるのですが、日本ではバネ荷重下軽減信者が多く、鍛造ホイールでかつインチダウンを自慢する人もいるほどです。原理主義者的な意見もありますのでご注意ください。

正直な話、レクサスGSは車両重量もありますし、鋳造ホイールで17インチから18インチにアップしたくらいで乗り心地が低評価にような粗悪なサスペンションではありませんのでご安心ください。19インチでもまだ余裕あります。

■ ハンドリング

インチアップによりタイヤの偏平率が下がるとサイドウォールが硬くなるため乗り心地が硬くなる傾向があることに触れました。一方で、このサイドウォールの剛性が増す効果として、コーナーでのキレ味がよくなります。このオンザレール感はインチアップで得られるメリットのひとつです。これはタイヤが横方向の力に対してヨレにくくなるため、ステアリングを切った瞬間にダイレクトに反応するようになるためです。

■ ルックス

インチアップする最大の理由は、ホイールが大きくなることで車両全体が立派に見えるようになるということだと思います。これにはいくつか注意点があります。

1)フェンダーと車輪の間隔

インチアップをするとタイヤが薄くなったことによる目の錯覚で、フェンダーとタイヤの隙間がやたらと目立つようになります。そのためにローダウンをしたくなる人も多いのです。また、ローダウンするとサスペンションのネガティブキャンバー(車輛を前後からみて車輪がハの字)が強くなり、車輪がフェンダー奥に引っ込んでしまいます。本当は、車輪はフェンダーギリギリまでツラ出しされた「ツライチ」が見栄えよいのに逆に引っ込む始末。なのでツライチを目指す場合は、最初にローダウンしてからホイール選びをするほうがスムーズです。

ここで説明した目の錯覚による見栄えの問題は、レクサスGSに関しては、18インチホイールまではあまり問題にはなりませんのでご安心ください。今後さらにインチアップする場合はこの注意点を思い出していただけたらと思います。

2)ブレーキローターの大きさ

インチアップが生まれた背景は、より強力なブレーキを装着するために大きなブレーキローターが収まる大径ホイールが必要になり、その結果薄い偏平タイヤが必要になったという経緯です。なので、大きなホイールを履かせて小さなブレーキローターのままで間がスカスカの状態というのはツッコミの対象になります。本人がカッコよくしたつもりでも、実はカッコ悪いと指摘されてしまう部分でもあります。

このブレーキローター問題に関しては、レクサスGSに関しては19インチ程度までは問題ありませんのでご安心ください。今後さらにインチアップする場合はこの注意点を思い出していただけたらと思います。

■ 使い勝手

インチアップして偏平タイヤを履く最大の難点は、使い勝手が悪くなる点かもしれません。道路の縁石やキャッツアイ、コインパーキングのユニットなど、路面からの突起物体にホイールが接触しガリ傷がつきやすいのです。これはフランジ(リム外周)の厚みの薄いホイールと、リムプロテクター(リムガード)の大きいタイヤを組み合わせることでガリ傷防止効果を得られます。

このガリ傷問題に関しては、純正サイズの「235/45R18」であればそれほど気を遣う必要はありません。しかしながら、路面からリムまでの実質的な距離は10cmありませんので、一般的な住宅街の縁石(10cm)に斜めに乗り上げる時にはガリ傷のリスクがありますのでご注意ください。リムプロテクターの大きめのタイヤを選べばこのストレスからかなり解消されます。

■ コスト

車輪全体が若干重たくなる影響で、少し燃費が悪化する場合があります。これは低燃費タイヤの装着で軽減されます。また、次回交換時には17インチに比べると18インチの方がタイヤの単価が高くなります。しかし、これらはレクサスユーザーにとって大きな問題ではないだろうと思います。

長くなり失礼いたしました。何かご不明な点がございましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

貼付写真は純正18インチ仕様(18×8.0+45 235/45R18)になります。デザインは異なりますが、装着した雰囲気はこんな感じになります。この写真ではリムプリテクターしっかりしていてガリ傷リスクは少ないですね。

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質問者からのお礼コメント

2020.6.29 23:18

勉強になりました!
ありがとうございます!

その他の回答 (1件)

  • 純正はやたらと高いですよ。社外品のカッコいい奴付けた方が良いと思います。

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