レクサス NXハイブリッド 「日本にマッチングする新世代レクサス」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
5
走行性能
3
乗り心地
4
積載性
5
燃費
3
価格
3

日本にマッチングする新世代レクサス

2022.6.23

年式
2021年11月〜モデル
総評
モデルチェンジにより魅力度が大幅に上がった印象。運転支援なども充実しており、あらゆる面でジャーマンズと見劣りするところは何1つない。ハイブリッドを選ぶ理由はランニングコストを下げつつ、スポーティーな走りが楽しめるところだ。
満足している点
新世代レクサスが楽しめる1台。どっしりとした乗り味は、ワンクラス上のレクサスの乗り味だ。でありながら取り回しのよいボディサイズで収まっているので、細い路地はもちろん、狭いコインパーキングでも取り回しがよい。
不満な点
ハイオク専用車であること。燃料費が高騰している昨今、ランニングコストが高くなると思われる。
デザイン

5

レクサスの象徴といえるスピンドルグリルはそのままに、そのメッキをダーク調とすることで精悍さが大幅にアップ。リアのデザインも変更され、特に新しいLEXUSロゴはシンプルながら高級感も十分だ。インテリアは新世代にチェンジ。タッチパッド式のインフォテインメントが廃止されているので使い勝手はよくなっているし、なによりディスプレイが大きく綺麗にまとまっている。
走行性能

3

前輪は2.5L直列4気筒エンジンにモーターとジェネレーターからなるハイブリッド。4WDモデルは後輪をモーターで駆動させるe-Fourという組み合わせ。システム出力は243PSと、ほぼ同じパワートレインを使うRAV 4よりも高出力だ。スポーツモードにすれば気持ちのよい加速感が味わえるが、基本的には静粛性を重視した大人の走りが主体といえそうだ。
乗り心地

4

車体重量があるため、ハンドリングとしてはクルマの動きに重さを感じるが、どっしりとした安定度の高さはワンランク上の高級車の風情。静粛性も高くどの席に座っても快適で満足度はすこぶる高いので、家族クルマにピッタリだ。
積載性

5

荷室容量は520リットルと大きく、オプションでAC100Vコンセントを用意するなど使い勝手の面でも文句ナシ!後席を畳めば1400リットル以上の容量が確保できるものの、残念ながら完全フルフラットにはならない。
燃費

3

実測で14km/L前後だったので、ボディサイズを考えると相当燃費はよい。だがRAV4との違いはハイオク専用車であること。他のレクサスモデルではハイブリッドでレギュラーガソリン対応車があるので、そこは残念なところだ。
価格

3

520万円〜600万円前半がプライスレンジ。さらにオプションが100万円くらい加わって乗り出しは700万円からといえそう。ジャーマン・スリーとの価格差は100万円なので、お買い得感は高い。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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