レクサス NX 「全てが高い次元で両立した新世代SUV」のユーザーレビュー

Ron F Ron Fさん

レクサス NX

グレード:300“Fスポーツ”(ECT_2.0) 2017年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

全てが高い次元で両立した新世代SUV

2018.3.30

総評


満足している点でも書きましたが、全てが高い次元で両立していて乗りやすく、
大きな欠点が無いこと、これが何よりの特徴です。
強烈な個性は無いですが、かといってこれだけ欠点が無い車も
なかなか無いのではと思います。

以前所有していた先代IS350(GSE21)はもう少し尖っていた気がしますが、
これもレクサスが進化して良い意味で「レクサスらしさ」を追求した結果なのかなと思います。

また、今回“F SPORT”を選びましたが他グレードと比べて走行性能面、エクステリア、インテリアで
しっかり区別されているのも好感が持てます。
ISの時は“F SPORT”の元祖ともいえる“version F”でしたが、
そこまで他グレードと違いがありませんでした。
(特に走行性能面)
今回はしっかり区別されていて満足度も高いです。

外車ブランドも含め他メーカーは特に試乗していませんが、おそらく個々の性能で見れば
同価格帯でもさらに上の車種はあると思います。
ただ性能、信頼性なども含め色んな性能を高い次元で両立させているのが
このNXの大きな長所だと思います。

満足している点


□エクステリア、インテリアの上質感、走行性能、安全性等が高い次元で両立していること□
良い意味でレクサスらしくいろいろな性能が高い次元で両立しています。
仕事や1人でのドライブから、家族とのドライブまでどんな目的でもそつなくこなしてくれます。

□押し出し感の強いが優美なエクステリア□
フロントマスクはかなり存在感があります。
かといって下品な感じは一切無く、全体的に優美な感じがするエクステリアは
流石レクサスだと思います。

□“F SPORT”らしくSUVながらスポーティーな走りが楽しめ、しっかり差別化されている□
“F SPORT”ではパフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)、
NAVI・AI-AVSなど走行性能が強化されています。
また、エクステリアも“F SPORT”専用スピンドルグリル(漆黒メッキモール/メッシュタイプ)/
“F SPORT”専用フロントロアバンパーモール(高輝度シルバー塗装)
等専用パーツが装備されており、満足度が高いです。

□数々の使いやすい先進の装備□
ハイブリッドナビ、ハイレゾ対応オーディオなど最新の技術が
あちこちに装備されています。
しかも操作しやすいように考えられている。
初めて乗ってもあまり迷うこと無く使う事ができると思います。

□レクサスらしい上質なサービス□
レクサスオーナーズデスク、G-Linkのようなテレマティクスサービス、
更に侵入、盗難があった場合に通報してくれ、各種機能の操作をし忘れたときや確認したい時に
活躍するG-Securityは
仕事で使う車としては本当に助かります。


不満な点
□コンパクトSUVでは無いこと□
不満点では無いですがレクサスの中では「コンパクトSUV」にカテゴライズされていますが、
個人的に決してコンパクトSUVとは言えないかと(笑)
そこそこ大きいので取り回しには注意が必要です。

「コンパクトSUV」だと思って実車を見ると面食らうと思います。
その辺は今度出る「UX」にお任せですね。
デザイン

-

走行性能

-



□凄く扱いやすくパワーも十分以上な8AR-FTSエンジン□

レクサス初のダウンサイジングターボ、そして私も初めてのダウンサイジングターボですが、
とても扱いやすいのが特徴。
このエンジンは1,650~4,000r.p.mとかなり低回転からフラットトルクが続きますので、
ゼロ発進から高速道路の100㎞+αぐらいまでトルクが厚く加速も思いのまま。
SUVということで空気抵抗も高く、車重もそこそこありますが
かなり俊敏に走ります。
確かにV6エンジンの様な高回転まで一気に回る気持ちよさ、
そしてV6ならではの高音質はありませんが、
その分扱いやすく実用域では走りやすいエンジンです。
8AR-FTSは良い意味で「名より実を取った」エンジンだと思います。

□“F SPORT”の名に恥じない走行性能□
SUVということで車高も高いのですが、強風の吹く高速道路でも
車体が不安定になることはありませんし、ハンドルが取られたりする事もありません。
またワインディングでも思いのままに走ります。
これには“F SPORT”ならではのパフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)、
NAVI・AI-AVSなどの効果も大きいのではと思います。

乗り心地

-



□硬すぎず、柔らかすぎず□
乗り心地もSUVとしては固めの域に入りますが、不快感はゼロ。
凹凸を乗り越えるとコトンコトンという心地よい音が遠くから聞こえてきますが、
それでボディが不用意に揺れるということはありません。

ちなみに高速道路ではドライブモードをSport Sに入れてみましたが、
確かに乗り心地がさらに硬くなり、ハンドリングが俊敏になりました。

嫁さんからもかなり好評です。

□不快な揺れが無い□
例えば高速道路でのレーンチェンジなど、背の高い車だと揺れそうな場面であっても、
不快な横揺れを感じることはありません。

ボディがよれる様な感じを受けることも無いので、相当ボディ剛性が高い感じがします。

積載性

-

4人分ぐらいの旅行の荷物であれば余裕で入ると思います。
さらにリアシートを倒せば相当入りそうな気がします。
燃費

-

まだ走って間もないですが、10.0㎞/ℓは軽く超えていました。
もう少し慣れて、丁寧に走ればカタログの数値は軽く超えるような気がします。

価格

-

故障経験
ありません。

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