なぜレクサスNXの2.5LハイブリッドはNX300hからNX350hになったのですか？

Answer 1

ハイブリッドシステムが新世代システムに更新されて、システム最高出力が向上したから。

NX300h 197PS
NX350h 243PS

高効率エンジンのダイナミックフォースエンジン(単独で190PS)を搭載し、フロントには182PSを発揮する電動モーター(AWDはリアに54PSも搭載)を組み合わせて、旧型比で23%以上の出力向上となっており、1クラス上のスペックとなりました。

レクサスのハイブリッドシステム車の車名の命名則として、搭載するハイブリッドシステムの出力値を目安とする自然吸気エンジンの出力値に換算した値を数値にしています。

最高出力値が197PSのNX300hに対して、NX350hは最高出力値が243PSである事から、排気量3500ccのエンジンと同等の出力値と見なしてNX350hとしています。

ただし、自称値なのでガソリンエンジン搭載グレードとの差異があり、辻褄が合わない場合もあります。

NXには、直4 2,400ccガソリンターボエンジン(最高出力279PS)を搭載するNX350がありますが、ハイブリッドシステム車のNX350hとは36PSの開きがあります。

あくまでも車名の数値は、自称という事ですね。

Answer 2

エンジンとモーターが異なります。

NX300ｈは2AR-FXE型エンジンに2JM型モーターが搭載（4WD車はリヤに2FM型モーターも搭載）されています。
NX350ｈはA25A-FXE型エンジンに5NM型モーターが搭載（4WD車はリヤに4NM型モーターも搭載）されています。

結果、3000ccクラスの出力が出せた先代NX300hはモデルチェンジにより3500ccクラスの出力まで進化させたNX350hとして販売しています。