キャンピングカーにソーラーパネルを設置する予定ですが、パネルからインバーターまでの適切なケーブル太さ・種類について教えてください。また、どこに何アンペアのヒューズを割り込ませたら良いかも教えてください

Question

。

設置予定の設備は、

ソーラーパネル
・最大出力(Pmax)：300W
・最大出力動作電圧(Vmp)：32.59V
・最大出力動作電流(Imp)：9.21A
・開放電圧(Voc)：39.90V
・短絡電流(Isc）：9.68A

コントローラー
・Tracer3210A MTTP 30A

サブバッテリー
・ACデルコ115Ah×2
直列24V

2000w正弦波インバータ


走行充電なしの、ソーラー充電のみです。

どうぞよろしくお願いいたします。

Answer 1

Tracer3210Aは、パネル側電圧がバッテリー電圧＋2Vである必要があります。
300WパネルのVmpは32.6Vになっていますが、これはパネル温度が25度の時で、実際に使用すると夏場だと70度くらいになって、Vmpは26Vくらいに低下します。

バッテリー直列の24Vシステムの場合、満充電電圧は27.6Vになるので、足りません。

でもVocが39.9Vあるので、満充電は可能ですが、充電電流がかなり少なくなるため、充電に時間がかかります。（300Wパネルを200Wで使うようなもの）

パネルを最大限有効利用するには、12V（2個並列）の方が良いです。
但し、電流が多くなるのでケーブルは太くしないといけません。

A：12Vで使う場合のケーブルサイズ

①パネル＝チャージコントローラ間
2m以下なら、4mm2
2m～4mなら、8mm2

②チャージコントローラ＝バッテリー間
1.4m以下なら、14mm2
1.4m～2.2mなら、22mm2

③バッテリー＝インバータ間
1000Wまでの使用として
1m以下、14mm2

B：満充電まで時間はかかるが、24Vで使う場合

①パネル＝チャージコントローラ間(12Vと同じ)
2m以下なら、4mm2
2m～4mなら、8mm2

②チャージコントローラ＝バッテリー間(12Vの1/4)
1.4m以下なら、4mm2
1.4m～2.2mなら、6mm2

③バッテリー＝インバータ間(12Vの1/2)
1000Wまでの使用として
1m以下、8mm2

ヒューズはチャージコントローラ＝バッテリー間の
バッテリー＋端子近くにつけます。
12Vだと30A、24Vだと15A

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。12v並列でいこうと思います。

Answer 2

太く短くが配線の基本です。
ケーブル長が不明な場合答えが出ません。
電線の許容電流と電圧降下を確認しましょう。
どちらもweb検索で確認できます。