レクサス IS C のみんなの質問

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エアコンガス不足やコンプのオイル不足により真夏のAC使用時にエンジンに負荷がかかり信号待ち等でエンストする事はありますか?

高気温になればなるほど&渋滞が長引けば長引くほど(エンジンやボンネット内が熱くなる)に信号待ちでエンストします。エアコンに付け加えパワステでよりエンストしやすいです。症状からISCを疑いましたが特に汚れはなく、暖気のファーストアイドリングも正常なので違う気が…。

補足

3年前の夏からエアコン&パワステで停車中や超減速時にエンスト多発も高気温時のみで冬にエアコン&パワステでエンストは無かったです。最近は症状が悪化し冬でも渋滞にハマるとエアコンoffでも著しくアイドリングが低下しエンストする事も。ISCは汚れは無かったとの事ですが固着は考えられると言われましたが交換すべきか…。症状からしてエンジンかボンネット内が高熱になると発生しますが果たして原因は…

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ベストアンサーに選ばれた回答

【補足のご質問に】
症状から見ると,補機やエンジン内部のフリクション増が原因ではないようです。また燃料の霧化不良も考えにくいので,ISCによる空気量制御がいちばん怪しいことになります。ISCは学習制御しているので、初期化することが必要です。なおエンジンを冷却すれば、エンストしにくくなるとすれば、ノック回避の点火進角調整もチェックする必要があります。つまりエンジンECUの診断です。

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●エアコン・コンプレッサの負荷がかかる条件とは?
一般にエアコンのコンプレッサにかかる負荷が大きい条件は下記の2つです。

(1) 圧縮比が高い場合
(2) 潤滑が悪い場合

では,以下に少し詳しく説明いたしましょう。

●圧縮比が高い条件とは?
真夏に車両を炎天下に放置し,最初に最大能力でエアコンを稼働します。この時,冷凍サイクルの高圧側は20bar(barは圧力の単位で,ここではゲージ圧を意味することにします)以上になります。この時,低圧側は3bar程度なので,圧縮比は5~6になります。

圧縮機は,この圧縮比が大きいほど,高い効率が得られます。

理論効率 = 1-{1/圧縮比}^(比熱比-1)

ここで右辺の第2項は,圧縮比が大きいほど,小さくなります。つまりより「1」(=効率100%)に近づきます。

この条件では,冷媒の質量流量も高く,圧縮比と流量の両方が高いので,コンプレッサの摺動部位には,大きな力がかかります。

●潤滑が悪い条件とは?
主に下記の4種類が考えられます。

(1) オイル不足 … 何らかの原因で冷凍サイクルからオイルが漏れた場合,摺動部位にオイルが少なくなると,焼付きを生じます

(2) 冷媒不足 … 冷凍サイクル中のオイルは,冷媒に溶け込んで(これを相溶性といいます),冷凍サイクルの中を流れます。もし冷媒が不足すると,オイルも流れにくくなります

(3) 負荷が高い … 先ほどの圧縮比が高い条件と同じで,負荷が高くなると,冷媒の温度や圧力が高くなります。温度が高いと,オイルの粘度が低下します(サラサラ)。この状態のオイルは,摺動部位にあってもうまく潤滑できません

(4) 異物 … ゴミなどが手動部位に入ると,摩耗が発生します

●ご質問への回答
エンジンのかかりとコンプレッサの負荷には関係がありません。なぜならエンジンを始動するとき,コンプレッサのクラッチは,必ずOFFになっているからです。つまりコンプレッサに無関係にエンジンは始動させるようになっているのです。これはコンプレッサなどの補機の負荷が大きいと,スタータモータでエンジンを始動できないためです。

一方,エンジン始動後,コンプレッサをON(エアコンスイッチをON)したとき,エンジンがストール(エンスト)するような場合には,上記のコンプレッサ負荷が高い条件が考えられます。

●冷媒量とオイル量のチェック方法
冷凍サイクル中のオイルが漏れることはほとんどありません。もし冷媒を一気に大気に抜いたとしても(これは違法行為です),冷媒放出とともに外気へ飛散するオイル量は30~60cc程度です。また冷媒回収機で冷媒を抜く場合には,ほとんど抜けません。せいぜい10ccです。

もし冷媒配管が長時間,大気開放されていれば,封入されたオイルが出て行くことがありますが,ちょっと考えにくい状況です。

次に冷媒量ですが,必ず,信頼の置けるディーラで,冷媒充填機を使い,正規量を充填します。手順は,冷媒回収機で全量を抜き(回収し),真空引き後,正規量を充填します。この手間を惜しんで,冷媒をいい加減な追加充填すると,後で思わぬ失費につながります。

●エンスト(エンジン・ストール)との関係
エンストは,エンジンの燃焼状態・制御状態が不良か,補機類の駆動負荷が大きい場合に発生します。今回の状況では,下記の確認が有効です。

・ACスイッチ(コンプレッサ)ON → エンストを起こす, ACスイッチ OFF → エンストを起こさない ~ この簡単な確認で,コンプレッサが原因かどうかを見極めることができます。なおエンストすると,たいへん危険なので,安全な場所でおこなってください

==> コンプレッサが原因の場合 … 上記のような2つの原因が考えられます。もしゴリゴリなどの異音があれば,コンプレッサ内部が破損しています。コンプレッサの摺動機構が破損すると,大きなトルクが必要になり,エンジン負荷が大きくなって,エンストの原因になります

==> コンプレッサが原因ではない場合 … エンジンの不良ということになります。ただこの場合には,エアコンOFFで,渋滞時の走行などでもエンストするはずです。不具合の原因は,いくらでも考えられます(プラグのかぶり,電装系の接触不良,燃料ポンプの揚程不足などなど)。エンジンの状態は,ディーラでの診断機で簡単に確認できます。このため信頼の置けるディーラに相談する方が,早いとおもいます。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2010.6.24 15:59

ありがとうございました。
ノック回避の進角…や冷媒とエアコンオイルを補充するには必ず真空引きをするにについて改めて質問投稿致しますので宜しくお願い致します。

その他の回答 (2件)

  • あまり聞いた事はありません
    元来エアコンのアイドルアップはそれを見越してかなり高く設定されていますので
    多少コンプレッサーの負担が増えたとしてもエンストするまではかなり余裕があると思います

    ちなみに、そのエンストする状況はどんなでしょう?
    コンプレッサーが入ったらエンジンがブルブルと震え出しエンスト?
    それともクラッチが入った瞬間にエンスト?
    パワステでもエンストすると言う事ならエアコンは関係ないように思いますけど…

  • エンストについて

    高気温になればエンストするということですが、エアコンOFFでもエンストするならエアコンは除外されます。
    エアコンONの時にエンストするならエアコンにも原因が考えられます。

    パワステでエンストというのは、ハンドルを切った時にエンストするということでしょうか?


    もし、負荷をかけたときにだけエンストする場合は、アイドルアップを制御している何かがダメになっているのではないでしょか?特に、エアコンをONしたときは通常時のアイドリングよりも100回転ぐらいはアイドルアップするハズです。
    パワステを効かせた時も数回転アイドルアップします。

    負荷が掛かった時にアイドルアップしていなければ、そのあたりを探ってみてはどうでしょうか。


    参考になれば幸いです。

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