ランドローバー レンジローバー 「パジェロやランクルは家電製品、こちらはツ...」のユーザーレビュー

パジェロやランクルは家電製品、こちらはツ...

2003.5.15

総評

パジェロやランクルは家電製品、こちらはツールあるいは家具、良くも悪くもそう思いました。便利さや信頼性は前者の方が断然ありますがそれだけ。使うほどに馴染み、欠点を補いお金をかけて修理しながら自分の人生の道具としてゆく、そういうものです。だから新型が出ても、同形式の上位グレード車も欲しくない。でも国産自動車企業がこれやったら立ち行かなくなるの目にみえていますね。だって新車売れなくなるでしょ。ヨーロッパ行くと車だけでなく様々なものを個人や国が長く大事に使っているし、そういう所は社会が成熟していると感じます。日本もかつてはそういう所もあったと聞きますが、いつからアメリカの真似した大量消費社会になったのでしょう。この車好きな人の中にサスとかを取り替えながらずっと初代を乗っている人がいるのも頷けます。

満足している点

着座姿勢の自然さ、シートの良さ、視界が国産の4駆と比べても全然良い、穏やかなエンジンフィールとハンドリング（人によってはまったりしすぎと言われるかも）。自分にとっては正に「究極の癒し系」でした。長距離乗っても肉体的・精神的にも全く疲れず、運転はおのずと穏やかになります。高速でも真ん中や左を走ることが多くなり、追い越し車線を爆走する車が、異次元の世界のもののように。といっても決して運転手に眠気を誘うような感じもありません。ハンドルを握っていると内心沸々と満足感が沸いてきます。見栄ではなく（それも混じっているかも知れないけれど）良い車だなーと。そういう時、おそらく目は澄んで遠くを見つめてしまっているんじゃないかと思います。あー元の世界に戻れそうも無い。先日大型トラックに70kmの速度で側面衝突され、横転大破しましたが、乗員はカスリ傷で済みました。安全性は間違いないと保証します。

不満な点

ミラーが電動で折りたためないこと。狭い道や駐車場の多い日本では運転しながら手を伸ばしてミラーをたたむという動作が1年に2，3回ありました。自分には相応しくないと思って、最下位グレードを選んだのですが、もう少しお金出して中間グレードを買えばよかったと後悔しました。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験