ランドローバー ディフェンダー 「オーディオはある意味、期待に反して音質がよい。これは後継のレンジローバーの卓越した音場造りの賜物でスピーカーの品質による所が大きいのだが、エンジンノイ」のユーザーレビュー

オーディオはある意味、期待に反して音質がよい。これは後継のレンジローバーの卓越した音場造りの賜物でスピーカーの品質による所が大きいのだが、エンジンノイ

2006.3.29

総評

オーディオはある意味、期待に反して音質がよい。これは後継のレンジローバーの卓越した音場造りの賜物でスピーカーの品質による所が大きいのだが、エンジンノイズと大口径のオフロードタイアが発生するロードノイズは容赦なく室内に入り込んでくるので、それらに負けないだけの音量が必要となるので結果的に「静かに楽しむ」といった嗜好には不向きだ。
冷暖房はフロントのみである。クーラーと暖房が独立して機能しており、クーラーはダッシュボード下に吊り下げ式で後付けしてある。ファンモーターの位置が偏っており、右ハンドル車の場合運転席側に十分な風量が確保できなく、助手席側ばかり冷えてしまう現象が起こる。加えて暖房側には除湿機能はなく、デフロスターの効果は薄いので、内外温度差が激しくなる状況下ではクーラーを併用する場面もあるだろう。また、巨大なラジエターの恩恵を受け、夏場の渋滞でもオーバーヒートとは無縁だが、反面、冬場はオーバークール気味であり、アイドリング程度の回転数では十分なヒーターとして機能するまでの熱源を作れないので、スキー場の駐車場で寝て朝を待つなんといった使用法は期待できない。さらにリアシート側には一切のエアコン機能が無いのでそれぞれの季節、乗客の自己努力が必要となる。冬は毛布、夏はクーラーBOXが必要。ボディー剛性は申し分ないが、接合部からの雨漏りは新車時から標準装備となっているので忘れずに。

満足している点

世界で唯一無比の四輪駆動専門メーカーが作った基本車両であり、質実剛健！ 理に叶った設計と、突出した悪路走破性能。快適とは無縁だが、なんとも味わいのある性質。 数少ない「永く乗れる」クルマである。泥、雪、砂、水路、傾斜、追い込まれた環境にあればある程、その真価を発揮してくれる走り。ノーマル状態でここまで走れる車両は世界広しと言えども非常に少ない。 よくメルセデスのゲレンデと比べるが、ゴト車としての起源は同じでも進化する方向が全く違うので比べてはいけない。M社は快適なるラグジュアリー路線へ一方LRは頑なにテーマを崩さず、走破性、運動性能へのこだわりを貫いた結果である。

不満な点

この車両を「良く出来た」または「進化しない」のどちらかに判断するかは
例えばボディーの仕上げのデコボコを見て「手作りの味」として捉えるか、
「工業製品としての完成度の低さ」と見るかで大きく分かれるところである。
初めて乗ると、クラッチが重いと感じるが、筋肉が鍛えられ、３ヶ月もすると重いことは忘れる。たまにジムニーに乗ると、クラッチを床まで踏み抜くこととなる。泥、雪、砂、斜面、岩といったキーワードに対して、非常に素直な挙動を示すが、高速、快適、静寂、などのジャンルは遠慮気味であるため、乗り心地は現代の車とは比較にはならない。あくまで軍用及び農耕車であることを忘れずに。。。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験