ランドローバー ディフェンダー 「覚悟の必要な車。」のユーザーレビュー

覚悟の必要な車。

2024.4.13

総評

この車は新車で買った。
15年16万キロ走った。
しかし故障すると保証も何もない、リコールにもならない、全てがオウンリスク。
並行輸入車なので、ローバージャパンは知らぬ存ぜぬ。街の自動車整備工場では何もできない。
2.4TDCiは燃料系にエアが混入すると自力で復帰出来ない。
その後の2.2は改良されたらしいが、2.4にはその対策部品すらデリバリーされなかった。
専用のパソコンが無いと故障探究も出来ない。
その端末を持っている工場は全国に知ってるだけで6拠点しかない。
はっきり言おう、2.42.2TDCiは買ってはいけない車だ。

やはり日本車が1番と言う結論に至る。

満足している点

佇まいは唯一無二。現行の軟弱路線に走ったディフェンダーとは一線を画す存在感。

不満な点

中途半端に電子化ハイテク化されたた制御系統が致命的に脆弱。
特に燃料系が最悪で何度も走行中や旅行中に再起不能の故障を起こした。
日本車や正規輸入された車ならば余裕でリコール案件となる話。
手放す決意をしたのもそれが理由、莫大なレッカー代と修理費、長い期間の入院、失われた時間は余りにも多過ぎた。

デザイン

5

走行性能

4

乗り心地

3

積載性

3

燃費

3

価格

2

故障経験

燃料系に深刻な弱点あり。
燃料タンクに水がよくたまる、センダーユニットのホース接続部が質の悪いプラスチックなので10年経つと割れる。
燃料フィルターに水が溜まりやすいのでまめに交換を。
インジェクターまで水が回ってしまったらたぶん全数交換。
電子系は信頼性かなり低い。
TDiやTD5ならまだましだが、TDCiは爆弾を抱えていると覚悟した方が良い。