2022年6月
■2022年6月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「ランドローバー・ディフェンダー」の2023年モデルを2022年6月7日に発表、同日より受注を開始した。
2023年モデルでは、「90(ナインティ)」と「110(ワンテン)」という既存の2つのボディタイプに加えて、さらにボディをロング化した「130(ワンサーティ)」を新たに設定した。「130」は、ディフェンダーらしいシルエットを維持しつつ、最大8人でのオールテレイン・アドベンチャーを可能にしている。リアオーバーハングを340mm伸長して、2-3-3のレイアウトの3列シートを採用。3列すべてのシートにゆったりとしたヘッドルームとレッグルームを確保した。3列目シートを使用した状態でも広いラゲッジスペースがあり、シートを格納するとさらに大きなスペースが出現する仕組みとなっている。また標準装備のパノラミックガラスルーフに加え、3列目の頭上に2つ目のサンルーフを装備して、快適性や利便性を向上した。
「130」はさらに、11.4インチの大型タッチスクリーンを備えたインフォテインメントシステム「Pivi Pro」や電子制御エアサスペンション、空気清浄システムプラス(ナノイー X、PM2.5フィルター付)を標準装備。4ゾーンクライメートコントロールやボディカラーのセドナレッドを「130」限定のオプションとして設定している。
あわせて、ディフェンダーの全グレードでも一部改良を実施。装備やオプションを見直し、空気清浄システムプラスやノンレザーの新素材アバンテックを使用したレジストシートを選択可能とした。
また「130」の導入を記念した特別仕様車「130 ローンチエディション」を設定し、30限定で同日から7月10日までの期間限定で受注した。コールドクライメートパックやオフロードパック、アドバンスドオフロードケーパビリティパックなどを装備し、ボディカラーは、フジホワイト、セドナレッド、カルパチアングレイの3色を用意している。
■2022年9月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「ランドローバー・ディフェンダー」に特別仕様車「75TH リミテッドエディション」を設定して、2022年9月15日から同年10月16日まで受注を行う。限定数は「90」が75台、「110」が150台の合計225台。
今回発売された「75TH リミテッドエディション」は、1948年のアムステルダムモーターショーで「ランドローバー シリーズ1」を発表してから2023年で75周年を迎えることを記念した特別仕様車だ。「90」と「110」の「HSE」をベースにしており、「90」は2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン、もう一方の「110」はマイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)を採用した3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジンを搭載している。
ボディカラーは、「ディフェンダー」では初となるアイコニックなグラスミアグリーンを専用で採用し、20インチアロイホイールとホイールセンターキャップも同色に仕上げている。また75周年グラフィックやセレスシルバーのバンパー、プライバシーガラスなどを組み合わせた。
インテリアにも、グラスミアグリーンパウダーコートブラッシュドフィニッシュのクロスカービームやレーザーエッチングディテールが施されたエンドキャップを採用。エボニーレジストシートやセンターコンソールサイドのホッケースティックには、「ディフェンダー」で最も頑丈なファブリックであるロバステックを使用している。
その他、3Dサラウンドカメラやコンフィギュラブルテレインレスポンス、MERIDIANサウンドシステム、マトリックスLEDヘッドライト、11.4インチの大型タッチスクリーンを備えたインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージングなどの先進機能を装備。またファブリックルーフ(格納式)や14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー付き)、ステアリングホイール (ヒーター付)、3ゾーンクライメートコントロールを装備して、快適性を高めている。