ジープ ラングラー 「これぞアメ車！（Rubicon392）」のユーザーレビュー

これぞアメ車！（Rubicon392）

2021.11.5

総評

もしデザインに惚れていて、かつカスタマイズすることを趣味にする人であればこんな楽しいクルマはありません。多少の不便など何とも思わず幸せなカーライフが楽しめると思います！

満足している点

まずV8エンジンのエキゾーストノート。毎回エンジンをかける度に惚れ惚れします。またほぼ無限にある各種パーツで、自分だけのラングラーを作り上げることのできるカスタム性もGood。

不満な点

まず荷室の狭さ。元々覚悟していたことではありますが、実際に荷物を入れてみてちょっとびっくりました。あとブレーキ性能。パワーが上がったらそれに応じた強化バージョンにして欲しかったです。前車がブレンボだったせいもありますが、同じ調子で踏んでも止まらず結構焦ります。

デザイン

5

外装はどこから見てもThe Jeep。万人受けするものではないのかもしれませんが、吊り目のオラオラ顔全盛の今日、このレトロ顔がたまりません。

走行性能

5

今回購入したV8以外にもV6のNA、２Lターボ及び３Lディーゼル全てに試乗しましたが、高速の合流ではどれも十分に加速しますし、正直街乗りではどれも不満なし。その意味では誤解を恐れずにいうなら、V8サウンドを楽しむためにその差額を払う気があるか、でしょうか。もちろんV8は踏めばアホみたいに加速しますが、それを楽しむ為のクルマではないですから。

乗り心地

4

乗り心地はフワフワと柔らかいですが特に不満はなし。ドライバーとしてはコーナリング時のロールが気になりますが、これもクルマの性格上そういうもので許容範囲かと。静粛性もクロスオーバーSUVと比べれば劣りますが、高速で音楽聴くのに困るレベルでもないです。

積載性

2

分かっちゃいましたがこりゃ狭い。そこらのミドルサイズセダンよりも物は載りません。後部座席が倒せるのでそれで何とか、という感じです。

燃費

3

空力性能とは無縁のジープ顔に6.4LのV8エンジン。どれだけ酷いことになるかと思いましたが15miles/Gallon（6.4km/l）程度。同じエンジンを積んだクーペ(Challenger)に乗っていた時で18mpg程度だったので、感覚的には許容範囲。

価格

3

総額はこのモデルの希少性に加え昨今のSupply shortageとのダブルパンチで、当初提示は定価プラス$10,000（約１１０万円）で、聞いた時はアゴが外れて床に落ちました。最終的には少し勉強してくれましたが、それでも定価より全然高い値段での購入に・・・

故障経験