ターボエンジンの8000回転とNAエンジンの8000回転ではエンジンへの負荷は同じですか？ 高回転型エンジン＝NAのように思うのですが、NAの方が高回転型エンジンにしやすいのでしょうか？

Answer 1

ターボ車はタービンサイズが馬力を決めると言っても間違いではないですからね。
高回転までパワーが付いてくるタービン=大型タービンとなり立ち上がりに難が出てきます。
もし小さいタービンで高回転まで回した場合排圧が上がりすぎて排気されないのでパワーが出ませんしバイパスバルブの容量もたかが知れていますしバルブが全開状態で簡単にブーストがかかるようにするわけにもいきません。

負荷はターボの方が大きいです。
理由は過給しているからです。
例えば660ccのエンジンでブースト1kなら1300cc近い空気を押し込んでいます。
計算上排気量=実際の排気量×(大気圧1k+ブースト圧xk)です。
ただこの数字はタービンをちゃんと回しきれてなおかつちゃんと排気できればの理想の数字です。
最近の流行りは小型タービン使いきり仕様で全開3000回転位でオーバーシュートさせ瞬間的に1kを越えるブーストをかけてその後ストンと落ちて高回転は0.7～0.9kという車が多いです。
ブーストアップも最高を上げるというよりはこのストンと落ちるブーストをブーコンで出来るだけ落ちないようセッティングするのが多いです。

質問者からのお礼コメント

皆様ありがとうございました

Answer 2

純正採用のターボ車はその回転数だともう垂れているのでNAに毛が生えた様な物です
チューニングで高回転に振ったターボチャージャーでセッティングしたものならその回転数で最高出力を狙うのでNAなんかよりエグい位の負荷があります

Answer 3

例えば過給を1キロ掛けてる場合、エンジンの中に送り込まれる混合気は大気圧1キロ＋過給圧1キロで合計2キロです。低い圧力の混合気をピストンで圧縮するより、高い圧力の混合気をピストンで圧縮する方が抵抗が大きいので、ターボエンジンはあまり高回転型にはなりません。
また、混合気の圧力が倍ということは、そこに含まれる酸素とガソリンの量も倍ということです。爆発力も倍になるので高出力になり、当然、エンジンへの負荷も大きくなります。

Answer 4

例えば、レーシングカーのレギュレーションで、物理的に同じ容積のシリンダーでも、ターボとNAの排気量比は「1.5倍」だったことでも、想像がつく！

Answer 5

元ディーラーマンです。
レーシングカーじゃないですから通常8000回転は考えられないですが、ターボエンジンの方が負荷は掛かると思います。

Answer 6

ターボエンジンの方が負荷が大きいですね。

NAエンジンはパワーを出すためには高回転までまわすしかないですがターボはパワーを出すのに補器類で調整できるので回転に拘らないのかもしれませんね。
ターボでも高回転でパワーを出すエンジンもあります。

Answer 7

過給している分だけターボのほうが当然負荷は高いですよ。
っていうかパワーが有るということはその分だけ燃焼エネルギーが高いのですから、ピストンやシリンダにかかる力も大きくなるという単純な話ですけどね。

NAの方が高回転型にしやすいのかについては、NAの方が余計なものがついていない分だけレスポンスが良くなるので、高回転型にしても高回転まで回しやすいと言った面があるのと、そもそもNAでパワーをあげようと思ったら回転数を上げるしか無い（トルクは上げにくい）ということで結果そうなるというだけです。
ターボでも高回転まで上がるエンジンを作ることは特に問題なくできますが、方向性としては過給圧を上げてトルクを大きくする方が実用的だしやりやすいってことですね。

Answer 8

ターボエンジンの8000回転とNAエンジンの8000回転ではエンジンへの負荷は同じですか？
異なります