4駆史に残る名車
ランクル80ガソリンからの乗り換えです。いいクルマだったのですが、理由はやはり燃費。懐にも地球にも優しくないので・・・根性なしですね
2008.6.8
- 総評
- 4駆史に残る名車
ランクル80ガソリンからの乗り換えです。いいクルマだったのですが、理由はやはり燃費。懐にも地球にも優しくないので・・・根性なしですね。
次車選択の条件は、①ディーゼル②マニュアル③乗用ナンバー(合法的都心通過のため)④ローレンジ付きのオフロード車・・・中古しかない現状ですが、これもひとつのエコ換えですかね。
ディーゼルで評判のいいのは、トヨタとイスズということで、プラドとこいつの最終3.0に絞り、ほぼプラドに決まりかけていたところ、運命的な巡りあわせがあり、このビッグホーンに決めました。
結果は、◎です。
みなさんのレビューで評判がいいのが納得です。本当に今売っていないのが残念です。
走っての安心感、ランクルに負けてません。重量感もあり剛性も高い。
装備的にはシンプルで、現代SUVのような見かけ倒しの過剰装備はついていませんが、乗り味も、雰囲気も、欧州車のようで、本物感があります。所有したユーザーの多くが、特定の理由がないかぎり、なかなか手放さず、マニアックになるのもわかる気がします。
ディーゼルターボのため、燃費もよく、いまどきのガソリンのSUVよりもよっぽどECOで、乗用車やミニバンのようなそれらとは、オフロードへの能力も安心感も段違いです。
残念な法律は、早めに見直してほしいものです。
- 満足している点
- ・さすがディーゼルターボ、トルクフルで意外と伸びもあり十分速い。4000ガソリンのSUVと同じくらい?の感じ。MTの方が速いとは思うが、加速中のエンジン特性はATの方が合っているかも。
・剛性が、予想以上に高い。乗り心地からも、ドアの閉まる音からも感じる。ランクルよりもいい。ドイツ車みたい。
・走安性も、なかなかいい。ロータスでもイルムシャーでもないが、そこからいろいろ学んだのかも。基本はあくまでトラックなので、乗用車しか乗ったことのない人には違和感があるかもしれないが、160km/hくらいでは、不安もなく、真っ直ぐ走り、過剰でない粘りのあるロールをしながら、スムースに正確に曲がれる。
・室内も広い。一列目はアップライトな、”コマンド・ポジション”をさせ、立ち上がるようなポジションをさせるため、セカンドシートはランクル80にくらべても足元も頭上も全然広い(幅は負けるが)。
・荷室長も80に負けていなく、幅は負けるが高さがあるため実用性ではこちらの方が上かも。
・音や振動は、外からや停止時にはディーゼルを感じるが(力強くてよいとも言ってもらえたが)、走行時は大変スムースで、静かです。ただ、ここはプラドに負けているかも。
・パートタイムのMTのおかげか、今のところ10km/l以上をコンスタントに記録している燃費。オフロードではそうはいかないでしょうが、トルクがあるため街中では2500rpm以上回す必要がないのも効いているいるのでしょう。この大きさとしては、優秀です。
・ディーゼルターボMTは、海外需要が大きいため、ある程度の下取りも残るでしょう(10年は乗る予定ですが)。
- 不満な点
- ・あまりのマイナーカーなため、パーツが少ない。
・オフロード志向には、あまり大きなタイヤが入らない。
・ランクルに較べると、細かいところがヘビーデューティーさで負けている。
プラドは、上にビッグランクルがあるため、やや遠慮しているところを感じますが、これはいすゞの一番上だったクルマなので、装備は簡素ですが、目に見えない満足感を感じます。思わず”遠くへ行きたく”なりますし、疲労も少なく、安心感があります。名車と呼んでいいでしょう。メーカーが乗用車をやめてますし、法規制もあり手離す人が増えてしまうためか、割安で程度のよいタマも意外と残ってたりします。
クルマのメカニカルなところをよくわかっている人にはお勧めです。
こんどは長いつきあいになりそうです。
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