いすゞ アスカ のみんなの質問

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昔の車両をそのまま新車で持ってこれたとしたら、現行の安全基準ではどこが不合格ですか?

今でもたまに見かけることがある20~30年くらい前の車両を、当時の新車の状態を保ったまま現代で販売しようとした場合、現行の安全基準ではどこが不合格ですか? 排ガス規制値が違うくらいは分かります。その他、どのような基準が違いますか? 例えば、30年くらい前の2000ccセダンの車重をみてみると1000kgくらいの車もあります。1000kgだと今の1300ccコンパクトカーと同じくらいです。ボディ強度の基準などもかなり違うのでしょうか?(83年式いすゞアスカ2.0LF 車重990kg、現行トヨタヴィッツ1.3F 車重990kg)

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ベストアンサーに選ばれた回答

まず、質問で比較している内容は、やや的外れです。
排気量を比較して「こんなに違うのに」という論旨ですが、車体サイズを比べればそれほど違いはない(幅はむしろヴィッツの方が大きい)です。車重に影響するのは、排気量よりむしろ車体サイズ等です。
お書きになった比較は、技術革新により排気量あたりの出力が上がった結果、「同重量でも小排気量で済むようになった」と解釈すべきでしょう。

それはそれとして、質問である保安基準の変化について列挙すれば、

・衝突安全基準
日本では、正面衝突(フルフラップ)の試験適用が始まったのが1994年ですから、質問の年代はそれすらなかった頃です(つまり、「基準などもかなり違う」どころか、当時は具体的基準は存在しなかったのです)。現在はさらにオフセット衝突や側方衝突の試験、事故時の歩行者保護試験なども必要になります。
・リトラクタブルヘッドライト
現在は、まず間違いなく「突起物」と見なされ、型式認証に通りません。上記の歩行者保護上も、非常に不利な構造です。
・下方視界
車両前方の物が運転席から見えるか、という試験が課せられています(横断する子供などを想定しています)。当時多かったセダンやクーペなどでは通常あまり問題になりませんが、ノーズの長い車では基準を満たさないかもしれません。
・シートベルト
現在は後席でも両サイドは三点式が義務づけられていますので、それが考慮されていない車両ではアンカー位置が難しいかもしれません。

などが代表的でしょう。

質問者からのお礼コメント

2011.4.30 21:45

詳しいご回答をありがとうございました。

その他の回答 (2件)

  • 多分最も単純なところでしょうが、シートベルト。

    無い物や2点色とかが当たり前の頃の車は、今新車で出すならひっかかるでしょう。

    あ、リトラクタブルのヘッドライトもアウトですね。

  • いろいろとあるのかも知れないですが、1990年ぐらいに側面衝突に
    対応した、サイドインパクトバーの装備は車重をかなり変えたのではないでしょうか?

    欧米の基準に対応して、輸出仕様から採用されたはずですが、側面が強化
    されたら、それに伴って全体のバランスを取らざるを得ないはずですから、車重増加
    の大きな理由かと思います。

    新車の状態を保ったままというのは、中古ではなく、当時の車を再生産で
    新車で発売できるか?って意味であれば、やはり安全基準とガス基準でしょう。
    当時の製造の車が新古車で存在したら、という意味なら安全基準の対応は
    必要ないですね。

    しかし、昔の車はドアもペラペラで軽かったですね。

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