新型ステップワゴンの ガソリン車とハイブリッド車は 10年間の維持費ってどれくらいの 価格差になりますか？

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維持費だけ見ても仕方ないので、購入時の差額も含めて見ていきましょう。一般的なSPADAグレードで比較します。

まず本体価格の価格差ですが、383900円です。エコカー減税の期間内に買えばハイブリッドだと重量税と環境性能割が免除されて82000円安くなります。なので購入時の価格差は301900円です。
そこから10年保有ということで10年分の自動車税を計算します。実はステップワゴンはガソリン車が1.5Lでハイブリッドが2Lなので、毎年の自動車税はガソリン車のほうが安い。年間5000円違うので10年で50000円。
ここまでの差額で351900円ですね。

さて、お待ちかねの燃費差の計算です。最近のガソリンは毎週値段が上がってますね。10年もあればその間に大きく変動すると思いますが、一応は175円で計算したいと思います。あとは実燃費を言い出すと拾ってくる所で違いすぎてキリがないのでWLTCのカタログ値で計算します。
ステップワゴンSPADAの燃費はガソリン車が13.7km/L、ハイブリッドが19.6km/Lです。1000km走るのに使う燃料はガソリン車が73.0L、ハイブリッドが51.0Lです。つまり1000kmあたり22L差＝3850円の差でハイブリッドが安くなります。

購入価格と税金の差を埋めるのに必要な走行距離は91403kmという計算になりました。年間1万km以下で回収できるのは意外でしたね。年間1万kmペースだとお釣りが33100円でした。
もちろん、ガソリン価格が下がれば燃費による金額差は減ります。ガソリン価格150円で計算すると回収するまでの距離が106636km。年間1万kmで回収できません。130円だと123041km、結構走らないとダメですね。

ご自身の走行距離と、ガソリン価格をどう仮定するかで損益分岐点は変わってきます。「購入時+税金の差額＝351900円」「1000kmあたり22L差」この2つの数字があれば自分で計算できるとは思いますね。
10年乗った後のリセールでも当然差が付きます。使用状態やその時の中古車相場で変わるので今から計算は出来ませんが、ハイブリッドのほうが高く売れるのは間違いありません。

最後に個人的にオススメなのはやっぱりハイブリッド。加速のスムーズが全然違います。特に低速域で違いが大きいので市街地を走ることが多いなら断然ハイブリッドです。
しかし、最大のメリットはガソリン代を気にせず出掛けられる事ですね。せっかく良い車買うんだったらいっぱい走って楽しみたいじゃないですか。